福島県相馬市ゆかりの偉人ら 20人の功績紹介 10日から市歴史資料収蔵館で企画展

展示の準備が進む企画展の会場

 福島県相馬市歴史資料収蔵館の企画展「輝く相馬人~相馬の時代を彩った人々~」は、10日から3月10日まで同館で開かれる。市ゆかりの偉人ら20人の功績を紹介する。

 名誉市民、社会貢献、政治、学術、美術、スポーツ、クラシック・現代音楽、相馬民謡の8分野に分け、故人や現役で活躍している人を取り上げる。植物病理学の草野俊助、新聞記者の磯村春子、画家の伏見東洲ら偉人のプロフィル、当時の市政だより、著書などを展示している。

 スポーツ分野では、元プロ野球選手の鈴木尚広さん、ミュンヘン五輪男子バレーボール金メダリストの佐藤哲夫さんらの道具やユニホームなども並ぶ。それぞれの活躍を学ぶことができる。

 時間は午前9時から午後4時まで。月曜は休館。観覧料は大人100円、高校生以下50円。市内の高校生以下が無料になる。問い合わせは相馬市歴史資料収蔵館へ。

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