「飯坂真尋ちゃん」生誕祭でファン交流 福島市の飯坂温泉街 キャラ装飾の列車運行も

生誕祭を記念して運行された貸し切り列車

 温泉地の魅力を発信する「温泉むすめ」のキャラクター飯坂真尋(まひろ)の誕生日の14日に合わせた「生誕祭」は9日、福島市飯坂温泉街などで繰り広げられた。福島交通飯坂線の列車を貸し切り、キャラクターの装飾を施した「真尋ちゃん列車」が運行された。

 ファン約20人が協力して企画した。真尋ちゃん列車は車両の前後にイラストが描かれたヘッドマークが取り付けられ、温泉街の店舗を紹介するパネルなどを車内に展示。ファンは福島駅から終点の飯坂温泉駅まで、写真を撮影しながら思い思いにキャラクターへの愛を語り合った。幹事の四季しのぶさん(ハンドルネーム)は「1年間かけて準備した。地域への恩返しの気持ちも込めている」とほほ笑みながら語った。

 到着後は温泉街で懇親を深め、夜は旅館で飯坂温泉にまつわるクイズ大会や同市飯坂町のゆるキャラ「ゆげお」のコントなどが行われた。

温泉街で交流を深めるファン

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