前田遺跡(福島県川俣町)など5遺跡の出土品270点を紹介 11日まで福島市で展示会

出土品を解説する財団の担当者(右)

 福島県文化振興財団が近年に発掘調査した5遺跡の出土品を紹介する展示会が9日から11日まで、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開かれている。

 保存状態のいい木製品などが見つかった縄文時代の前田遺跡(川俣町)をはじめ、同じく縄文時代の天神谷地遺跡(南相馬市)、滑石遺跡(須賀川市)、栗林遺跡(下郷町)、縄文から弥生にかけての中西部遺跡(金山町)から出土した約270点を展示している。初日は展示説明会を開き、財団の担当者が解説した。

 観覧無料。午前9時30分から午後4時30分まで。展示説明会は11日も開く。時間は午前10時30分からと午後2時から。

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