望月歩主演連ドラ『痛ぶる恋の、ようなもの』3.7放送開始&特報解禁 ある3ピースロックバンドの楽曲が原案

ドラマ『痛ぶる恋の、ようなもの』主演・望月歩(C)テレビ東京

望月歩が主演を務めるドラマ『痛ぶる恋の、ようなもの』(テレビ東京系/毎週木曜24時30分)が、3月7日より放送開始されることが決定。併せて、特報が公開された。望月はテレ東連続ドラマ初主演。

多くのティーンから支持を集めるスリーピースロックバンドの楽曲の世界観を原案に映像化した本作は、彼女の生々しい浮気を見つけてしまったことをきっかけに揺れ動く主人公を描いた痛々しい感情ドラマ。‟ダメだと理解している一方で、心が離れない恋愛“という若さゆえの青さや葛藤を、SNSや大学生活を通してリアルなストーリーと温度で表現する。

映像制作を学ぶ大学3年生の根津晴(望月)は、初めて監督として作品制作を行うことにしたが、何を撮ったら良いのか分からず悩んでいる。そんな根津晴の様子を見に来た同期のカメラマン・吉川(櫻井健人)のスマホに、フィルターなしのリアルな投稿をするアプリ・モータスの通知が届く。モータスに興味のない根津晴だったが、後輩・臼井都(河村花)の投稿に根津晴の彼女・久我ユリ(小川未祐)の浮気現場が写っており…。

芸術大学で映像制作を学ぶ主人公・根津晴を演じるのは、ドラマ『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』や主演舞台『鍵泥棒のメゾット→リブート』など数々の話題作に出演し、映画『カムイのうた』が話題になるなど、多くの作品で活躍する若手実力派俳優の望月歩。テレ東連続ドラマ初主演となる。

根津晴役の望月は、「この作品は恋愛に付いてくる『痛み』がベースになっている作品で、久我ユリとの時間の中に色んな痛みを感じながら話が進んでいきます。先輩、後輩、友達との関係性の中で生まれるカオスを楽しんで頂けたら嬉しいです」と作品の見どころを語る。

根津晴の彼女でありながら浮気性で多くの男性と関係を持つ・久我ユリを演じるのは、映画『よこがお』で注目を集め、以降映画『海辺の金魚』『イカロス 片羽の街』では主演を務めるほか、音楽シーンでも活躍する若手俳優・小川未祐

久我ユリ役の小川は、「監督の山元環さんや主演の望月歩さんをはじめ、駆け出しの頃からお世話になっている方々と共にこの作品に取り組めることにご縁を感じています。スタッフ・キャストの皆さんと共に、放漫で周りを振り回し続ける久我ユリと手を繋いで、この世界のなかを思いっきり駆け回ってみようと思います」と意欲を明かす。

根津晴の後輩で、根津晴のことが気になる臼井都を演じるのは、ドラマ『女神の教室〜リーガル青春白書〜』『沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call〜寝不足の原因は自分にある。〜』などに出演し、人気上昇中の若手俳優・河村花

臼井都役の河村は、「登場人物たちの苦しむ姿が、見ていて辛い。どうか嘘であってくれと思う一方で、そこにはリアリティしかなくて、気づいたらワクワク読み進めている自分がいました。大学生の複雑に絡まった心と真っ直ぐにねじれた愛の形をぜひ見てほしいです」と作品への思いを語る。

また、プロデューサー・漆間宏一は本作について、「2020年のDISH//「猫」のドラマ化から始まった、音楽×ドラマの最新作で、今作は“あるアーティスト”の歌詞の世界観を原案にしたオリジナルドラマです。企画を進めていく中で、作詞作曲を担当されている方に時間をいただき色々お話しました。浮気され、浮気され、さらに浮気されたことで、記憶に強く残る恋愛後遺症になったという思い出は、遠い作り話のようにも身近に溢れている近い話のようにも思えました」と説明している。

さらに、特報映像が解禁。主人公の根津晴と、彼女である久我ユリの幸せそうな日常を、本作の主題歌と一緒に楽しむことができる。そして主題歌は、本作の原案となった世界観を生み出し、実体験をもとに楽曲制作を行うスリーピースロックバンドの書き下ろし。楽曲の全貌とアーティストは後日発表される。

ドラマ『痛ぶる恋の、ようなもの』は、テレビ東京系にて3月7日より毎週木曜24時30分放送。

キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

望月歩(根津晴役)

根津晴を演じます、望月歩です。この作品は恋愛に付いてくる「痛み」がベースになっている作品で、久我ユリとの時間の中に色んな痛みを感じながら話が進んでいきます。先輩、後輩、友達との関係性の中で生まれるカオスを楽しんで頂けたら嬉しいです。限られた話数の中でも作品の多面性を表現できるように、根津晴の感情を素直に演じたいなと思っています。お楽しみに!

小川未祐(久我ユリ役)

監督の山元環さんや主演の望月歩さんをはじめ、駆け出しの頃からお世話になっている方々と共にこの作品に取り組めることにご縁を感じています。スタッフ・キャストの皆さんと共に、放漫で周りを振り回し続ける久我ユリと手を繋いで、この世界のなかを思いっきり駆け回ってみようと思います。今まで演じたことのない役柄なので、新たな一面をお見せできたらいいなと思っております。どうぞお楽しみに!

河村花(臼井都役)

登場人物達の苦しむ姿が、見ていて辛い。どうか嘘であってくれと思う一方で、そこにはリアリティしかなくて、気づいたらワクワク読み進めている自分がいました。大学生の複雑に絡まった心と真っ直ぐにねじれた愛の形をぜひ見てほしいです。私は臼井都を演じさせていただきます。臼井都の主人公・根津晴を想う気持ちは本物で、一途に想い続ける姿に惹かれました。この作品で臼井都を演じられる事がとても嬉しいです。これから始まる撮影で、不器用で狂った愛おしい登場人物たちに会えるかと思うとドキドキします。

■監督・山元環

「なんでこの人こんなこと言うんだろう?」「なんでそんなことしたの?」。男女の関係は当の本人たちも理解し合えないことが多いと思います。好き、付き合う、といういわば口約束みたいなあやふやな線で繋がっている関係。感情が激しく揺れ動くその世界には多かれ少なかれ、必ず痛みが存在しています。

今回のドラマはその痛みを込めてオリジナル脚本を執筆しました。大学生同士の“恋愛後遺傷”ドラマでございます。ハッキリとしない、白と黒が混ざり合ってグレーになっている何だか分からない感情、そんな大人準備期間。今を生きる大人も若者も、どこかの誰かが今も過ごしている痛い青春をお楽しみください。

■プロデューサー・漆間宏一(テレビ東京 配信ビジネス局 配信ビジネスセンター)

2020年のDISH//「猫」のドラマ化から始まった、音楽×ドラマの最新作で、今作は“あるアーティスト”の歌詞の世界観を原案にしたオリジナルドラマです。企画を進めていく中で、作詞作曲を担当されている方に時間をいただき色々お話しました。浮気され、浮気され、さらに浮気されたことで、記憶に強く残る恋愛後遺症になったという思い出は、遠い作り話のようにも身近に溢れている近い話のようにも思えました。そして話を聞き終わる頃には、かさぶたを剥がすときのような、痛さと心地よさが混在していました。はっきりしない恋愛だからこそ、生っぽくリアルに感じられると思います。アーティストの方が楽曲として昇華したように、痛いけど目を背けられないドラマに挑戦いたしました。ぜひお楽しみください。

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