松村北斗、上白石萌音とのW主演映画『夜明けのすべて』俳優として深みを増した演技に期待

松村北斗、上白石萌音とのW主演映画『夜明けのすべて』俳優として深みを増した演技に期待

2月9日公開の映画『夜明けのすべて』で、かつてNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた上白石萌音とW主演を務めるSixTONES・松村北斗。昨年も話題作に立て続けに出演し、俳優としても存在感を示してきた。本記事では、そんな松村の最近の活躍を振り返ると共に、最新作『夜明けのすべて』での挑戦に注目したい。

SixTONESのメンバーとして活躍しながら、大ヒットアニメーション映画『すずめの戸締まり』(2022年)で、メインキャラクターの1人・宗像草太役の声優を務めるなど、俳優業でも活躍している松村。昨年夏に放送された本格ミステリードラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)では、密室犯罪や衆人環視の毒殺など不可能犯罪のトリックの解明を得意とする探偵・御殿場倒理を演じ、傍若無人な振る舞いと大胆な行動が特徴的なキャラクターを魅力的に体現。視聴者から「ハマり役」「変わった役だけど全然違和感ない」といった高評価を集めた。また、昨年は音楽映画『キリエのうた』にも出演しており、姿を消したフィアンセを捜し続ける青年・潮見夏彦を好演。過去にとらわれた夏彦の複雑な心情を細やかに表現し、その演技に“圧倒的”などの声が寄せられた。

そんな松村が、上白石とW主演を務める映画『夜明けのすべて』は、月に一度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる“藤沢さん”こと藤沢美紗(上白石)と、パニックを抱えている“山添くん”こと山添孝俊(松村)が交流し、少しずつ互いの殻を溶かし合っていく姿を描く物語。松村が演じる“山添くん”は、パニック障害のためにさまざまなことをあきらめ、生きがいも気力も失ってしまった青年という難しい役どころだ。

予告映像では、松村演じる“山添くん”が電車を前にして苦しげな表情を見せる姿や、上白石演じる“藤沢さん”に飲み物を差し出して声をかける場面など、松村の繊細な演技が光るシーンが公開されており、SNSでは「予告だけで素敵な映画だと確信してる」「夜明けのすべての予告の松村北斗の演技に感服」などと期待の声があがっている。なお、今作で上白石と再共演を果たす松村は、公式コメントで「山添くんと藤沢さんは、形容しがたい特別な関係性で難しい部分もありましたが、上白石さん演じる藤沢さんの存在があったからこそ、とても自然に山添くんの日常に溶け込むことができました」と語っており、かつて夫婦役を演じた2人が見せる息の合った演技に注目だ。

昨年はさまざまな作品で活躍し、若手の実力派俳優としてステップアップを続けている松村。これまでの経験を糧に、最新作『夜明けのすべて』ではどのような深みを増した演技を見せてくれるのか、期待が高まる。

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