「エンドウを戻すべき」リバプール復帰の遠藤航、地元メディアは即スタメン起用を主張!「ファン・ダイク評以上の存在感」

リバプールが再びケガに泣かされたようだ。2月8日、イギリスのメディアは、負傷から復帰したばかりのチアゴ・アルカンタラが、4日に行われたアーセナル戦で再び筋肉系の故障に見舞われたと報じている。

ドミニク・ソボスライの負傷もあり、ユルゲン・クロップ監督は中盤をやり繰りするのに頭を痛めているだろう。それだけに、日本代表がアジアカップでベスト8敗退となり、遠藤航が見込みより早く復帰したことは朗報となった。

アジアカップ出場のために離脱するまで、遠藤は12月にリバプールの中盤で奮闘。クラブの月間最優秀選手に選ばれた。離脱中に負傷から復帰したアレクシス・マカリステルとの競争も注目されるが、ソボスライのケガで10日のバーンリー戦では遠藤をアンカーにすべきとの声もある。

【画像】クラブ公式が投稿!リバプールに復帰した遠藤航
リバプール専門サイト『Rousing The Kop』は8日、「チアゴや特にソボスライが不在のなか、マカリステルはもう少し前の位置で必要となるだろう」と報じた。

「クロップはアーセナル戦でライアン・フラーフェンベルフを信頼した。だが、彼はインパクトを残すのに苦しんだ。バーンリー戦では外れるだろう。結果として、エンドウが戻るべきだ。試合までに十分な練習時間はあった。彼の準備が整っていない理由はない」

同メディアは「代表に向かう前のようなプレーを続けられるなら、エンドウの復帰はリバプールにとって真の後押しとなるだろう」と続けている。

「離脱前にフィルジル・ファン・ダイクは堅実な存在感と評していた。エンドウはそれ以上ではないか。日本代表ではカタールで失望に苦しんだ。クラブでの仕事に戻ろうと必死なはずだ。シンプルに、クロップは彼を戻して投入すべきだろう」

指揮官はスタメンの人選をどのように考えているのか。采配が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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