レヴァンドフスキ、シャビ監督とタイトルを勝ち取りたいと語る 「チャンスはまだ残っている」

バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが今季限りでの退任を発表したシャビ・エルナンデス監督について言及した。8日、スペイン紙『スポルト』が報じている。

レヴァンドフスキはバルセロナ加入初年度となった昨シーズンは、リーグ戦34試合の出場で23ゴール7アシストをマークし、今シーズンもここまで21試合出場9ゴール5アシストを記録するなど、クラブの攻撃陣を牽引している。

『スポルト』のインタビューに応じた同選手は、シャビ監督について問われると「バルセロナの監督、もしくは選手であることは大きなプレッシャーで、それ自体は普通のことだ。けど、今チーム、そしてクラブは前より難しい状況にいる。若い選手が多い一方で、チームに対する期待はいつも高く、そして大きいからだ」と経験が浅い選手が多いなかで結果を求められているシャビ監督が抱える難しさを説明した。

そのうえでレヴァンドフスキはシャビ監督が今シーズン終了をもって退団することに関し、「この一連の出来事がシャビ監督にとって何を意味するか自分はわかっている。彼はバルサ出身で、以前は選手で今は監督だ。彼、そして彼の家族にとって感情的に難しいことは完全に理解できるよ」とシャビ監督がバルセロナの監督を退任する重さを語った。

そのうえで、レヴァンドフスキは「今シーズンの残り試合に集中している。なぜなら、シャビ監督と一緒にタイトルを取るチャンスはまだ残っているからだ」と話し、シャビ監督とタイトルを取りたいという願望を明かした。

加えてレヴァンドフスキは「自分はそれに向け100%集中している。今はシーズン終了後のことを話す時ではない。大事なのは今目の前のことだよ」と語り、目的達成に向け一試合一試合を大切に戦うという意気込みを語った。

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