3歳男児とミルク専門店に行った結果...「ソフトクリームデュエル」勃発 大人の思惑に乗らない「鋼の意志」に母、完敗

ソフトクリームを巡る親子の攻防を描いた漫画がX(ツイッター)に投稿された。

画像はおちゃやま(@otyaym)さんの投稿より、以下同

作者は育児漫画をX上に投稿しているおちゃやま(@otyaym)さん。2024年1月22日に投稿したのは、実体験に基づく作品だ。

街でミルク専門店を見つけた、3歳の息子・むーちゃん。店の前にあったソフトクリームの看板を見つけるなり、「ソフトクリームたべるぅ!!」と嬉しそうだ。

選べる味は「リッチミルク」「チョコ」「ミックス」の3種類だが、ここはミルク専門店。お店オススメのリッチミルクはおいしいに決まっている。おちゃやまさんも心を奪われたようで

「わーッ リッチミルクおいしそ~ッ!!」

と、心の中で大はしゃぎ。だったのだが......。

始まったソフトクリームデュエル

「どれにする?」と聞かれたむーちゃんが選んだのは、まさかの「チョコ」。ソフトクリームが彼が1人で食べるには量が多いので、2人で分け合う予定だ。つまり、チョコを注文したら、おちゃやまさんは「リッチミルク」が食べられない!

チョコが食べたい息子 VS リッチミルクが食べたい母――ここから、ソフトクリームをめぐる親子の攻防が始まる。

「ミルク専門店やしミルク...いや...ミックスはどう!?チョコもミルクも楽しめるで!」

おちゃやまさんは説得を試みる。しかしむーちゃんは「チョコ」と意見を曲げず、なかなか手ごわい......。しかし、ここでおちゃやまさんに心強い援護が!

「ミルク味 すっっっごくおいしいよ~☆」
「ミックスだとクリームが2色になるよ~☆ ホラッ☆おいしそ~だよ~☆」

おちゃやまさんの気持ちに気付いたのか、お店のおねえさんたちがミルクを激推しし始めたのだ。

ここまでミルク味を勧められたらきっとむーちゃんも心変わりをしてくれるに違いない。最終的にむーちゃんが選んだのは――。

チョコだった......。鋼の意志の持ち主だったむーちゃんは、自分の意見を貫いたのだ。

9日、Jタウンネット記者の取材に応じたおちゃやまさん。この時のことについて振り返って語る。

「ミルク専門店だからとか関係なく、『食べたいものを選ぶ!!』という、あまりにまっすぐな意志にと気圧されました」

このままチョコのソフトクリームを買い、むーちゃんは大喜びだったという。次はリッチミルク、食べてみてね。

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