空き巣に悪質商法…被災地の犯罪抑制へ パトロール隊を鳥取県警から石川県へ派遣 パトカーの姿を見せるだけでも犯罪抑止効果に

能登半島地震の被災地を狙った犯罪に目を光らせるため、鳥取県警察本部から石川県に特別自動車警ら部隊が派遣されることになりました。

構成は、警察官6人とパトカー1台。

9日、代表して吉田警部補が本部長に申告しました。

鳥取県警特別自動車警ら部隊 吉田圭輔 警部補
「石川県警察への派遣を命ぜられました。以上、申告します」

被災地では、住人が避難し留守となった民家を狙う空き巣や家の修理など弱みにつけこんだ悪質商法などが危惧されており、半田本部長は、被災者の不安解消に貢献してほしいと激励しました。

鳥取県警特別自動車警ら部隊 吉田圭輔 警部補
「鳥取県警察のパトカーで犯罪の未然防止が少しでもできたらと思いますし、石川県民の方々が安全安心で、少しでも助けになったと思われるような活動を精一杯やりたいと思います」

パトカーの姿を見せるだけでも犯罪の抑止効果があるということで、部隊は11日、石川県穴水町へと出発し、交代制の24時間体制で22日までパトロールに当たります。

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