「言ったなぁと思いますけど」内田篤人、イラン戦後の守田英正の発言に見解「選手の感覚とか意見はすごく大事」

元日本代表の内田篤人氏がMCを務める『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、ゲスト出演した安田理大氏と共に、アジアカップでの日本代表の戦いぶりを振り返った。

番組では、様々な角度から8強で敗退となった森保ジャパンを考察。「ビルドアップがうまく行かなかった理由」というテーマの中で、1-2で敗れたイラン戦後の守田英正のコメントが取り上げられた。

「どうすれば良かったのかハッキリ分からない。もっと外からこうした方がいいとか、チームとして徹底しようとかが欲しい」(一部抜粋)

これに対し、内田氏は「いや、言ったなぁと思いますけど、それが正直なんだと思います」と感想を述べる。安田氏も「分かりますけどね」と同調し、こう続ける。

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「向こう(海外)でプレーしているし、向こうやったらある程度、自分の意見を主張しないとアカンし、俺もそうやっていましたよ。向こうの監督に言われたから。どの監督にも。もっと自分の意見をぶつけてこい、何を考えているか分からへん、みたいな」

内田氏が「その代わりさ、監督も言ってくるもんね、こっちに。細かく、強く」と言えば、安田氏も「むしろそうやって、言い合って、2人で答えを探っていくというか。着地点を探っていくみたいな感じ」と回想する。

守田に関しては、安田氏は「頭がパンクしたみたいに言っていたけど、本当にどうしていいか分からなかったんでしょうね」と慮る。内田氏は「提示は、もしかしたら海外の監督のほうがあるかもしれない」とし、「選手の感覚とか意見はすごく大事だと思う。そこのバランスの問題だと思います」と語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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