新潟県警糸魚川署は2月9日、新潟県糸魚川市の80代男性が架空料金請求名目で現金など130万円をだまし取られる被害があったと発表した。特殊詐欺事件とみて調べている。
糸魚川署によると、男性は3日、通信事業者と類似する会社を名乗る男から電話で「アプリの未納料金がある」と言われ、糸魚川市内のコンビニで電子マネーカードを購入。男にコードを伝え30万円相当の権利をだまし取られた。3日、「返金される」との説明を受け、市内金融機関から他人名義の口座に50万円を送金した。
6日には内閣サイバーセキュリティーセンターを名乗る男から「ウイルス感染により訴訟問題となっている」と言われ、他人名義の口座に50万円を送金。9日に金融機関の職員に相談し被害に気付いた。
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