「いいやま雪まつり」です。10日の本番を前に、会場では雪像づくりが進んでいます。今年はどんな雪像が並ぶのでしょうか。
(記者リポート)
「あすから始まる『いいやま雪まつり』。今年のテーマは、『あなたが想う飯山』。個性的な雪像が並んでいます」
飯山市民熱愛の「サバ缶」に、1カ月後に、敦賀延伸を控える北陸新幹線。高さ3メートルを超える大きな雪像が並びます。
飯山市で、10日から2日間開催される「いいやま雪まつり」。会場の飯山城址公園では、雪像づくりが佳境を迎えていました。
今年のテーマは、「あなたが想う飯山」。
獅子の雪像を作っていたのは、奈良澤地区の有志のグループ。2023年は、天狗の雪像を作り、最優秀賞に輝きました。
地区に伝わる獅子舞をモチーフに、迫力満点の雪像を目指しています。
奈良澤地区の有志グループ・竹田有来さん:
「伝統を生かすために作りました。元旦からいきなり地震があって、結構、飯山も揺れて、1カ月たって心も落ち着いてきたかと思うので、元気をもらってもらえれば」
今年は雪不足が心配されましたが、先日、まとまった雪が降り作業も順調に進んでいます。9日は、近くの園児も雪像づくりを見学しました。
雪像を見た園児:
「マリオの雪像あった。大きかった」
第41回いいやま雪まつり・岡本祐助実行委員長:
「とうとうこの時期が来たなという感じ。雪像を見てお腹がすいたら飲食店をまわり、一日中、飯山市内を回遊してもらいたい」
祭りは、10と11日の2日間で、市役所前や飯山駅前にも雪像が設置されています。