福井ブローウィンズ、B3最多タイの23連勝 第18節の湘南ユナイテッド戦、次戦で新記録なるか

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)は2月9日、神奈川県の秩父宮記念体育館などで第18節2試合を行った。首位の福井ブローウィンズは湘南ユナイテッドBCを102-89で下して23連勝とし、金沢武士団が2016~17年シーズンにマークしたB3最多連勝記録に並んだ。リーグ一番乗りで30勝(3敗)に到達し、首位を独走している。

 福井は第1クオーター(Q)、ともに相手を上回る六つの守備リバウンド、3スチールでボール奪取に成功し、リズムをつかんだ。ペリー・エリスや満田丈太郎らの得点で26-21とリードした。第2Qは激しい守備で相手のミスを誘発。志冨田温大が同Qだけで13得点、トレイ・ボイドが10得点と攻撃をけん引して点差を広げ、53-41で前半を折り返した。

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 第3Qは相手に3点シュートを3本許すなどし一時2点差まで詰められたが、ボイドを中心に反撃し、69-65で同Qを終えた。第4Qは序盤にスチールからの速攻が決まり、主導権を握った。ボイドがシュート成功率100%で12点をマークするなど着実に得点を重ね、逃げ切った。ボイドは両チーム最多の計34得点を記録した。

 福井の次戦は10日、B3新記録の24連勝を懸け、同体育館で湘南と対戦する。

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