F・デ・ヨングにバルセロナ退団の可能性? 著名ジャーナリストが「 バルサの状況に少し失望している」と説明

バルセロナの地元メディア『TV3』の番組内で、8日、著名ジャーナリストのリュイス・カヌト氏が、「オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングは今シーズン終了後にバルセロナを離れる」と断言した。

1997年5月12日生まれのF・デ・ヨングは現在26歳。2019年夏にアヤックスからバルセロナに加入すると、インサイドハーフやアンカー、時にはセンターバックとしてもプレーした。ここまでクラブ公式戦通算205試合に出場し16得点21アシストを記録。ラ・リーガ優勝を筆頭に、計3タイトル獲得に貢献しているチームの主力だ。

そんなF・デ・ヨングを巡っては、過去に財政事情が厳しいバルセロナが同選手の売却を画策したり、他クラブからのオファーが届いたりした際に退団の可能性が報じられたが、選手本人はバルセロナに残りたい意志を示してきた。また現在のバルセロナは、現行契約が2026年6年までとなっている F・デ・ヨングとの契約延長を望んでいると伝えられていた。

しかし最新の状況を分析すると、 F・デ・ヨングのバルセロナに残るという意志は以前のように強固でなく、バルセロナ退団の可能性の扉を閉じていないという。

バルセロナでスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏など同クラブの首脳陣は F・デ・ヨングを高く評価しているとされているが、リュイス・カヌト氏は「現在 F・デ・ヨングはバルサの状況に少し失望している。なぜなら、バルサと契約した時に期待した、重要タイトルなどを獲得できていないからだ。彼はシーズン終了後にバルサを去ることをいとわないだろう」と話し、 F・デ・ヨングがバルサを去る可能性があると説明した。

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