アーセナルと冨安健洋の契約延長は正式契約が接近…手続きを残すのみに

アーセナルとの契約延長が接近する冨安健洋[写真:Getty Images]

アーセナルとの契約延長で合意に至ったと報じられている日本代表DF冨安健洋(25)だが、正式契約も間も無くだという。

日本代表のディフェンスリーダーとして活躍する冨安。今シーズンもケガに悩まされる時期があったが、アジアカップ2023でもメンバー入りし、4試合でプレーした。

日本は優勝候補筆頭ながら、3日に行われた準々決勝のイラン代表戦で2-1と敗れベスト8で敗退。冨安は早期にクラブへと戻ることが決まった。

その冨安は、クラブとの契約延長が予てから噂されていたが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はクラブとの合意を報道。そして、正式なサインも間も無くだとしている。

冨安は2021年夏にボローニャからアーセナルへと加入。開幕ダッシュに失敗したチームにおいて右サイドバックのレギュラーとなると、ハイパフォーマンスですぐにファンの心を掴むことに。2年目以降は左サイドバックを主戦場としながらも、右サイドバックや少ないながらもセンターバックでもプレーしている。

アーセナルで3年目を迎える中で、今シーズンは待望の初ゴールも記録。ケガで3年連続離脱しているが、今シーズンは限りなくレギュラー定着にも近づいたが、負傷で再びポジションを失い、その後アジアカップに参加するためにチームを離れていた。

今冬には多くのクラブが関心を寄せていたが、一貫して冨安はアーセナルでのプレーを希望。ミケル・アルテタ監督も信頼を寄せており、両者の思惑が一致していたために早期の決着に。あとは正式な手続きを残すだけとなっているという。

© 株式会社シーソーゲーム