【平塚市予算案】学校給食センター整備などで歳出増 一般会計初の1千億円台

平塚市役所(資料写真)

 平塚市は9日、2024年度当初予算案を発表した。中学校完全給食の開始に向けた新たな学校給食センターの整備や供用開始による事業費が約57億円増加するなどし、一般会計は初の1千億円台に達した。

 歳入は、個人市民税の定額減税(約11億円減)はあるものの、企業の業績回復や設備投資などにより、市税全体で前年度比1.3%増。市債は前年度より約38億8100万円増えたが、24年度末の市債残高は約3億2900万円減の見込み。

 歳出は、学校給食センターや道路施設改修事業の増加で投資的経費が約2.2倍と大幅に増えた。

 特別会計はオールスター競輪の開催を予定する競輪事業特別会計の増加などにより、5.0%増となった。(鈴木 崇宏、解説も)

【2024年度当初予算案】

一般会計 1002億5000万円(14.4%増)
特別会計  907億6000万円( 5.0%増)
企業会計  331億1200万円( 4.4%増)
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総  額 2241億2200万円( 8.9%増)
※100万円未満切り捨て
※カッコ内は2023年度当初比

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