今季のイングランド・プレミアリーグも20試合以上を消化し、終盤戦に突入した。クライマックスに向けてさらに激しい戦いが行われる。
『thefootballfaithful』から、「イングランド・プレミアリーグでPKを除いたゴール率が最も高い5名」をご紹介する。なおデータは1月末までのものなので注意。
5位:リシャルリソン
90分あたりの得点数(PK除く):0.65点
出場時間:1096分
クラブ:トッテナム・ホットスパー
昨年はノーゴールの期間があまりにも長く、トッテナムで大きな批判を受けてしまったブラジル代表FW。怪我も抱えていたために昨年手術を受けることになったが、それは彼にとって素晴らしいものだったようだ。
今季はそれほど先発出場をしているわけではないが、1月末までの段階で8ゴールを奪取。その全てがPKではなかった。さらにデータには入っていないが2月3日のエヴァートン戦でも2ゴールを決めた。これもまた流れの中での得点である。
4位:イライジャー・アデバヨ
90分あたりの得点数(PK除く):0.73点
出場時間:985分
クラブ:ルートン・タウン
橋岡大樹が加入したルートン・タウン。その中でこのところスタメン起用が続いているのがイライジャー・アデバヨである。1月30日のブライトン戦でPKなしのハットトリックを決めたことで一気にランクインした。
またさらに2月3日のニューカッスル戦でも1ゴールを決めており、今最も乗っているストライカーの一人である。
3位:アーリング・ハーランド
90分あたりの得点数(PK除く):0.75点
出場時間:1313分
クラブ:マンチェスター・シティ
このランキングの中で「チームでペナルティキックを担当しているにもかかわらず、それを除外しても上位に入る」唯一の選手だ。彼はオープンプレーでもほぼ1試合に1回の割合でゴールを決めている。
昨年末からは1ヶ月以上怪我のために離脱していたが、もしそれがなかったとしたらさらにこの成績は驚異的なものになっていただろう。復帰してからはまだゴールがなく、調子を100%にまで戻せていないからだ。
2位:クリス・ウッド
90分あたりの得点数(PK除く):0.82点
出場時間:874分
クラブ:ノッティンガム・フォレスト
ニュージーランドの大型FWクリス・ウッドはすでに32歳であるが、まだ最高の時代は終わっていない。ノッティンガム・フォレストでプレーしている今季は1月末までの段階で8ゴールを奪っている。
しかも12月26日のニューカッスル戦においては古巣を相手にクリーンなハットトリックを達成し、その衰えない実力を両クラブのサポーターに証明してみせた。
1位:ディオゴ・ジョタ
90分あたりの得点数(PK除く):0.87点
出場時間:824分
クラブ:リヴァプール
橋岡大樹で6人目!「プレミアリーグに挑戦した“東アジア出身のディフェンダー”」
ジェイミー・キャラガーは、「ディオゴ・ジョタこそリヴァプールの歴史上最高のフィニッシャーかもしれない」と話している。それはオーウェンやファウラーが聞いたら驚くかもしれないが、ジョタの得点率が非常に高いからである。
今季は怪我の問題もありながらも8ゴールを決めており、シュートの成功率はモハメド・サラーをも上回る。決定力という点では間違いなくプレミアリーグで最高クラスの選手なのだ。