「ニューイヤー駅伝」8年ぶりの優勝に貢献!トヨタ自動車のルーキー・田澤廉「いい意味で予想が外れました(笑)」

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。2月3日(土)の放送は、トヨタ自動車 陸上長距離部の田澤廉(たざわ・れん)選手をゲストに迎えてお届けしました。

(左から)藤木直人、田澤廉選手、高見侑里

田澤選手は、2000年生まれ、青森県出身の23歳。駒澤大学時代は、箱根駅伝に4年連続出場、大学駅伝3冠の立役者に。そして、アメリカ・オレゴンで開催された世界陸上オレゴンに10000mで出場するなど活躍。大学卒業後はトヨタ自動車に入社し、初めて出場した2024年の全日本実業団対抗駅伝競争大会(ニューイヤー駅伝)は3区を走り、8年ぶりの優勝に大きく貢献しました。

◆「ニューイヤー駅伝」優勝に貢献

藤木:ニューイヤー駅伝の優勝おめでとうございます! 初めてのニューイヤー駅伝でしたが、走ってみていかがでしたか?

田澤:もともと自分のコンディションがあまり良くなかったので、出場するかどうかをギリギリまで考えていたんです。ただ、会社の人もそうですし、応援してくださる方がたくさんいらっしゃるので、そういった人たちに恩返しをするには、このニューイヤー(駅伝)が一番かなと考えていたので、そういう思いを持って出場しました。

藤木:実際に(トップで)タスキを受けて走り始めたときは“やっぱりきついな”という感じでしたか? それとも、トップだったので気持ち良く走ることができましたか?

田澤:1区の大石(港与)さんが4位で走り切った時点で“(2区の)太田(智樹)さんが、絶対1位で自分のところに(タスキを)持って来る"と思っていたので、自分の仕事は後続との差をリードしなきゃいけないことだと考えて走り出しました。

藤木:トヨタ自動車の“チームとしての強さ”というのは、どのようなところですか?

田澤:今回の区間順位を見ていただければわかると思うのですが、先輩たちが区間賞をたくさん獲られていて、個人としても世界を見据えているような選手がたくさんいるなかで、駅伝でもしっかり力を発揮できる先輩たちが(チームに)いることが、今回の優勝に大きく関わっていたかなと思っています。

藤木:太田智樹選手がこの番組にゲストで来てくださったときに、「世界を見据えて戦っている田澤選手と一緒に練習して、その存在がとても刺激になる」とおっしゃっていました。(田澤選手が加入したことが)トヨタには大きなプラスになったんじゃないかと。

田澤:直接的に自分が何かをしたというわけではないんですけど、自分が入ったことによって士気が上がったとか、少しでもプラスになっていればうれしいなと思いますね。

藤木:このままトヨタの連勝が続いていくんじゃないかって思うほどの、素晴らしい優勝でしたよね。

田澤:正直に言うと、トヨタは来年(2025年に)優勝すると思っていたのですが、最初からいい流れで先輩が(タスキを)持って来てくださったので、そのおかげで、今年に優勝することができました。なので、いい意味で予想が外れました(笑)。

次回2月10日(土)の放送も、田澤廉選手をゲストに迎えてお届けします。

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2月3日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年2月11日(日・祝) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

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