ゲストを招いてこれまで愛用してきたキャンプギアの変遷をインタビューする「こだわりキャンパーの愛用ギア遍歴」企画。第3回は、ハピキャンライターでアメリカ在住のベテランキャンパー「舟津カナさんの【ランタン遍歴】をご紹介します。ビンテージものが大好きという舟津さんが愛用されてきたランタンはオシャレなものばかりです。
(聞き手:ハピキャン編集部・森田)
※本記事にはプロモーションが含まれています。
キャンプの本場アメリカ在住のベテランキャンパーでビンテージ好き!
愛用ギア遍歴シリーズ第3回目のゲストは、ハピキャンライターの「舟津カナさん」です。
キャンプの本場アメリカにご在住で、これまでにもアメリカキャンプ事情をたくさんご紹介いただいております。360℃人工物が全くない壮大な大自然でのキャンプを楽しまれていらっしゃって、砂漠でキャンプをされることも。
愛用されているギアは、ビンテージものが多く、無骨でとてもカッコ良いキャンプスタイルでいらっしゃいます。
今回はそんなベテランキャンパー舟津さんの、ランタン遍歴をお伺いしていきます。
【過去の記事はこちら】
#01:焚き火マイスター猪野正哉「火吹き棒」遍歴
https://happycamper.jp/_ct/17652128
#02:ハピキャン編集部チエちゃん「チェア」遍歴
https://happycamper.jp/_ct/17668638
アメリカ在住ライター 舟津カナの「かっこいいランタン遍歴」
初代ランタン:フォレストランタンLED(ベアーボンズ)
【商品特徴】
炭鉱用カンテラを模した充電式ランタン。充電式リチウム電池でUSBケーブルで充電でき、最大出力は200ルーメン。IPX4の某趨勢もあり、アウトドアだけでなく、家でも使用したくなるデザイン。
フォレストランタンLEDを使い始めたきっかけを教えて!
[ 画像が省略されました ]
ズバリ「見た目」!まだLEDランタンが主流ではない時期でデザイン性があるLEDランタンが少なかった中、ベアーボンズは画期的なスタイリッシュなランタンだったので。
[ 画像が省略されました ]
ベアボーンズのランタンの中でも、無骨なデザインが大変人気のモデルですよね!
フォレストランタンLEDを使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
[ 画像が省略されました ]
ガスランタンは着火するまで手間がかかりますが、LEDランタンはとにかく簡単に明かりをつけられるところが魅力。乾電池のライトもありますが、これはUSBで充電できるので乾電池の予備が必要なく、本体も軽量。キャンプの荷造りが楽になりました。
ただし、ボタンで電源のオンオフをするため、車に積んでいるとき揺れで電気がつき、キャンプをするときには充電がほとんどなくなっていた(汗)ということもありました…。
[ 画像が省略されました ]
ランタンの前面にON/OFFボタンがあると、意図せずONになっちゃうことってありますよね。
でも、見た目より軽量というのは良さそう!
フォレストランタンLEDのお気に入りポイントBEST3を教えて!
[ 画像が省略されました ]
1位.デザイン
2位.簡単に明かりがつく
3位.USBで充電ができるのでエコ
[ 画像が省略されました ]
なるほど〜。ガスランタンも使用される舟津さんならではのポイントですね!
2代目ランタン ガソリンランタン(コールマン)
【商品概要】
ホワイトガソリンが燃料のランタン。LEDやLPガスランタンよりも光量が高く、寒い季節でも安定した火力を保てる。ただし、ポンピングや定期的なメンテナンスが必要。
ガソリンランタンを使い始めたきっかけを教えて!
[ 画像が省略されました ]
アンティークマーケットで見つけた年代物のランタンがコールマンの200Aでした。
これも「見た目」重視で「かっこよくてかわいい!」と思い衝動買い。それから、ビンテージのガソリンランタンを見ると手に取るようになり、気が付けば家の中にガソリンランタンがあふれるようになりました。
[ 画像が省略されました ]
赤のカラーがコールマンらしさを際立たせますね!
かなり年代もののように見えます。…さすが、舟津さん!!
ガソリンランタンを使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
[ 画像が省略されました ]
ガソリンランタンは電化製品と異なり、メンテナンスすれば100年以上使用することができ、我が家の一番古いものは1948年生産のもので、75年の月日がたっていますが、今でも現役で使用可能。耐久性があり、孫の代にも受け継ぐことができるランタンなので、大切に使おうという愛着が湧きました。
ポンピングをしないと火がつかないため、着火に手間がかかりますが、明るさはピカイチ。火なので温かく、自然と周りに集まりたくなるランタンです。
[ 画像が省略されました ]
えっ!!!75年ものもあるんですか?
お写真を見ると、まるでビンテージショップにいるかのように見えます。ほんと、舟津さんのコレクションはすごいです〜!
ガソリンランタンのお気に入りポイントBEST3を教えて!
[ 画像が省略されました ]
1位.光量が強い
2位.カッコよく玄人感がある
3位.燃料のコスパがよい
[ 画像が省略されました ]
うわ!本当にすごく明るいんですね。
また、生産されてからかなりの年月が経っても、燃費が良いというのは魅力的だと感じます。カッコよさはもちろんピカイチです!
3代目ランタン LPガスランタン (コールマン)
【商品特徴】
LPガスを燃料とするランタン。ガソリンランタンよりも手軽で初心者でも使用しやすいランタン。
LPガスランタンを使い始めたきっかけを教えて!
[ 画像が省略されました ]
ガソリンランタンの沼にハマり、ガソリンランタンを使用していましたが、ガソリンの持ち運びや着火の手間があり、特に夏場の暑い季節は「できるだけ手間なくキャンプをしたい!」という思いもあり、LPガスランタンを使用するようになりました。
また、ビンテージ好きの筆者にとっては、LPガスランタンもビンテージのものがあり、コレクター心をくすぶりました。
[ 画像が省略されました ]
ふむふむ…。
燃料の運搬は、ガソリンよりもLPガスの方が楽ちんなんですね。
LPガスランタンを使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
[ 画像が省略されました ]
LPガスランタンの魅力は光量がある上に、ポンピングの必要なく簡単に光をつけられる点。燃料のコストはガソリンに比べると高くなりますが、持ち運びが楽な点も魅力です。
[ 画像が省略されました ]
燃料がガス缶だと、確かに楽!
LPガスランタンのお気に入りポイントBEST3を教えて!
[ 画像が省略されました ]
1位. 点火が楽
2位. 燃料の持ち運びが楽
3位. 光量が強い
4代目ランタン オイルランタン(アドレイク、デイツなど)
【商品特徴】
主にパラフィンオイルを燃料とし、燃料タンクに芯をたらし燃焼させるランタン。明るさはさほどありませんが、温かみのある炎でキャンプサイトを照らしてくれます。
オイルランタンを使い始めたきっかけを教えて!
[ 画像が省略されました ]
レイルロードランタンのようなフォルムが気に入って購入。これも見た目です(笑)。
オイルランタンはガソリンランタンほど点火が難しくなく、LEDやLPガスのように機械的でもなく、作りが簡単で初心者でも扱いやすいランタン。ビンテージ好きの筆者は、もちろんこれもビンテージのものです。
パラフィンオイルを使用すれば燃料の匂いも気になりません。レイルロード、ハリケーン、ロードなどさまざまなカタチや種類があるので、いろいろ揃えたくなるランタンです。
[ 画像が省略されました ]
なるほど!
つまり、ガソリンランタンと、ガスランタンの良いとこどりのようなタイプのランタンなんですね。
オイルランタンを使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
[ 画像が省略されました ]
オイルランタンも100年以上古いものもありますが、作りが簡単なので今でも現役で動くものがほとんど。これを使うことで「物をきちんとメンテナンスしよう」とキャンプギアへの愛着が一層強くなりました。
光量はガソリンランタンやLPランタンに比べると弱いですが、温かい光なので、食後のリラックスしたいときに活用しています。
また、パラフィンオイルの種類によっては、虫よけ効果があるものもあるので、特に夏場は重宝します。
[ 画像が省略されました ]
ひゃ…100年っ!!!驚きっ!!!
ビンテージだからこそきちんとメンテナンスをしようと思える、、というのが、古き良きものを愛する舟津さんらしいなと思いました。
オイルランタンのお気に入りポイントBEST3を教えて!
[ 画像が省略されました ]
1位.光がやわらかく癒される
2位.点火が楽
3位.匂いが気にならない
5代目ランタン LEDソーラーライト (MPOWERD)
【商品特徴】
ランタンにソーラーパネルがついており、充電が必要ないランタン。ただし、光量はさほどないので、サブライト向き。
LEDソーラーライトを使い始めたきっかけを教えて!
[ 画像が省略されました ]
ガソリンランタンやオイルランタンは武骨でかっこいいものの、キャンプに数個持ち運ぶとかさばりホヤが割れる恐れがあります。
そこで、サブライトとして軽量なものが欲しいと思いたどり着いたのが、空気で膨らませて使用するソーラーライト「エムパワード」でした。
[ 画像が省略されました ]
私もサブランタンとして、ソーラータイプのものを、車のボンネットに常備しています。便利ですよね!
LEDソーラーライトを使ってみてわかったこと、訪れた変化はある?
[ 画像が省略されました ]
とにかく軽量で折りたためて、持ち運びに最適。ソーラーパネル付きなので事前にUSBでチャージする必要もありません。
また、SOSモードや赤色点灯モードがあり、キャンプだけでなく登山や旅行のときにも重宝しています。
[ 画像が省略されました ]
確かに!割れる心配がないし、とにかく軽いので、旅行へも持っていけますね。
LEDソーラーライトのお気に入りポイントBEST3を教えて!
[ 画像が省略されました ]
1位.軽量
2位.コンパクト
3位.エコ
[ 画像が省略されました ]
ですよね!私も全く同じ所感です〜!
次に狙っているコールマンの「メタリックランタン600」!
[ 画像が省略されました ]
結局、筆者はカタチから入ってしまうので、デザイン重視。そして、ライトは簡単につけられるものがやぱり便利。
コールマンのメタリックランタンは見た目はガスランタンのようですが、LEDなのでスイッチひとつで点火。しかも、LEDランタンのデメリットのひとつの明るさ不足も、これは最大600ルーメンあるのでメインランタンとしても十分の明るさです。
[ 画像が省略されました ]
おぉ〜。LEDなのにすごく良い感じの無骨感がありますね!舟津さん、、好きそう!
100年もののビンテージランタンなど長く愛せるギアとの出会い
キャンプ用のランタンは様々ありますが、キャンプのシーズンやスタイルによって使い分けや、コンビネーションを変えるのがベスト、と舟津さんは言います。
[ 画像が省略されました ]
たとえば、燃料式のランタンの場合は、冬は寒さに強いホワイトガソリンのものをもっていったり、1泊だけのキャンプの場合は手間がかからないLEDライト。
大勢の場合は光量があるLPガスランタンにしたりと、そのときのキャンプスタイルによって分けるのがよいでしょう。
私の場合は、ランタンの性能で変えていったのではなく、自分の興味で変動していますが、それぞれの魅力を使い分けて使用するのが良いように思えます。
100年もののビンテージランタンを丁寧にメンテナンスしながら使い、最新のLEDランタン、ソーラーランタンも併用される舟津さん。
今回のインタビュー、大変勉強になりました!
舟津さんには、また次回以降に、他のギアの遍歴もお伺いしていきたいと思いますので、皆さんもぜひお楽しみに。
【過去の記事はこちら】
#01:焚き火マイスター猪野正哉「火吹き棒」遍歴
https://happycamper.jp/_ct/17652128
#02:ハピキャン編集部チエちゃん「チェア」遍歴
https://happycamper.jp/_ct/17668638