【プロが教える♪】窓の結露と決別!おすすめの予防グッズ&ラクちん掃除法

こんにちは。家事コツ研究員のSayaです。まだまだ寒いこの時期、避けては通れない窓の「結露」、みなさま対策は万全ですか?結露は放っておくとカビが生えてしまうなど、人にも家にもよくない影響を及ぼしてしまうので、しっかり対策したいもの。

お掃除講師でもある私が実際行っている一工夫と、愛用している結露対策グッズをご紹介します!

まずは結露の原因を知って、すぐできる予防対策を!

結露とは、部屋と外との気温差が大きいとき、部屋の湿度が高いときなどに空気中の水蒸気が水滴になって壁や窓の内側についてしまうことをいいます。

実は、結露を防ぐには換気が一番!お掃除や調理中などに窓を開けるといった換気をすることで、結露を防止することができるんです。

でも、寒いし、窓を開けたくない!!とはいえ発生した結露を毎日拭き取るのも大変…。

という場合は、普段のお掃除の一工夫や便利なグッズで効果的に解決しましょう!

普段の窓掃除のついでにやっておきたい結露対策

普段の窓掃除の際に、食器用の中性洗剤を水で薄めて窓に吹きかけ、タオルや雑巾で拭き上げます。すると、洗剤の持つ撥水作用で窓ガラスがコーティングされ、結露が発生しにくくなります。

ただし効果は長続きしないため、1週間に1回程度を目安に拭いておくのがよいようです。冷え込みがきつく結露がひどい時期だけでも、この一手間をかけてみてください。

寒さも結露も防げる一石二鳥アイテム!

結露を防ぐためには、少しでも室内と外との気温差を小さくする対策が必要です。

そこで、ホームセンターなどで購入できる、冷気をシャットアウトするボードをたてるのがおすすめ。

このように窓の幅に合わせてカットしたボードを1枚たてかけるだけで、温度差を小さくすることができ、結露の発生を抑えます。

我が家でも長年愛用しているこちらは、結露の発生を抑えるだけでなく、冷気もシャットアウトするので寒さも和らぎます。ベッドのそばに窓がある場合など、これ一つで冷えが全然違うので大活躍です。

簡単に取り外しができるので、必要のない季節には畳んで収納することも可能。

すきま風と結露が防げるアイテム

窓枠の下部からのすきま風を防止し、窓枠や窓ガラスの結露を抑制するクッションです。シリカゲルを使用し、吸湿・消臭も叶えてくれるスグレモノ。

クッション性があって、窓にフィット。シリカゲルが結露をぐんぐん吸い込んでくれる上に、天日干しで繰り返し使えます。

タオルなどを窓枠に置くと、タオル自体が濡れてしまいカビの原因になりますが、これならシリカゲルが吸ってくれるので安心です。

窓に貼るだけ!のラクちん結露防止グッズ

とにかくラクに結露をとりたい。そんなかたには貼るだけ対策もあります。

こちらは、窓に貼ることで結露を吸収してくれる、吸湿用のテープ。

簡単に取り外しができるものが多いので、手軽に対策できます。

さらに我が家で利用しているものはバイオ機能を搭載したテープです。水に反応してバイオがパワーを発揮し、 カビの繁殖を防いでくれます。

ガラス部分だけでなくサッシも対策!

結露は窓のガラス部分だけでなくサッシ部分にもついてしまいますよね。サッシの部分はカーテンにもつきやすく、カーテンのカビの原因にもなってしまいます。

我が家で使用しているサッシ枠断熱吸着テープは洗えて何度でも貼りなおせるタイプです。

洗濯可能なので清潔に使用することができます。何度も貼り直せるので、必要な時期だけ貼ることもできます。

それでも発生してしまう結露には

まめに拭くのが一番ですが、大きな窓やたくさん結露が発生する場合だと雑巾やタオルもぼとぼとになってしまいますよね。そんなときはこちらのワイパーも便利です。

ダイソーで売っている「結露とりワイパー」。

下から上に動かすだけで、タンクの部分に水がたまります。毎日ふくのが大変!の方はこちらも試してみてください。たまった水はタンクを外して捨てるだけ。

タオルでは追いつかない結露におすすめです。

対策したのにカビが発生してしまったときは?

いろいろ対策したけれど、それでもカビが発生してしまった場合、軽度のカビであれば、アルコールなどで退治することができます。

「パストリーゼ」などのアルコール製剤だと、寝室や小さなお子さんのいる部屋でも安心して使用することができますよね。

カビをアルコールで退治する方法は、布などにアルコールを含ませて拭き取ればOK。直接スプレーするとカビが広がってしまい場合があるので注意してくださいね。

我が家では、湿度の高い寝室は吸湿テープとボードの2種類を使い、あまり結露がつかない部屋は吸湿テープだけなど、部屋の状況に合わせて使い分けています。

暖かい春までもう少し。ご自宅に合った方法で、人と家の健康維持のためにもぜひトライしてみてくださいね。

写真・文/山本さやか ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。

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