3月末オープン予定の「青谷かみじち史跡公園」を一足先に公開!見るだけじゃない、体験して学べる新施設に!|鳥取市青谷町

こんにちは、Erikoです。
2024年3月に、新たにオープンする観光施設として注目を集めている「青谷かみじち史跡公園」。オープン前のこの施設に…特別に潜入させていただき、楽しみ方を取材してきました!

青谷かみじち史跡公園とは?

鳥取県鳥取市青谷町、山陰自動車道の青谷ICから車で約5分。日本海を目の前にした青谷に、なんと国内屈指とも言われる弥生時代の遺跡があるのです。その名も「青谷上寺地遺跡」(あおやかみじちいせき)

この青谷上寺地遺跡を楽しむための新たな目玉として2024年3月24日にオープンするのが「青谷かみじち史跡公園」です。
約2,000年前の弥生時代の人々の生活をのぞくことができ、まるでタイムスリップしたかのような気分になれる場所!見学エリアは、ガイダンス棟と重要文化財展示棟、公園に分かれていますが、どこも見どころ満載です。

見るだけじゃない!弥生時代の生活を体験できるガイダンス棟

まずは、青谷上寺地遺跡のことを学べるガイダンス棟

ガイダンス棟に一歩入ると、まるで弥生時代にタイムスリップしたような気分に!
「歴史に詳しくないんだよね…。」という人でも、一歩入れば全てが分かります!大人はもちろん、子供でも理解できるとても分かりやすい説明や、「本当にこれが発掘されたの!?」と思うような出土品がたくさん展示してありました。

“見るだけ”ではないのが、このガイダンス棟の魅力です。実際に復元品を手に取ってみることができ、年齢問わず楽しめます。

例えば、こちらは当時の食べ物を並べておままごとができるスペース!なんだか斬新です。

「弥生時代の人たちって何を食べていたんだろう?」ということをとても分かりやすく実感できました。

思わず写真を撮ってみたくなる弥生時代の盾もありました。かっこいい!!綺麗な色使いやデザインに注目してみて下さい。

その他、体験学習室も!
弥生体験のメニューには、有料のものと無料のものがありますが、弥生時代の文化や生活、実際に体験してみたいですよね。どんなプログラムがあるかは、オープン後のお楽しみです。

重要文化財棟で弥生時代の美を鑑賞

重要文化財棟は有料になりますが、国の重要文化財に指定された貴重な出土品の展示施設。「弥生の美」をテーマにし、弥生時代に創られた工芸品などを鑑賞することができます。

重要文化財棟の2階が展示スペースとなっていて、もちろんエレベーターも完備です。
そして、入ってすぐに見える青谷の和紙を使ったライトが綺麗で印象的でした。

1階の奥には、談話スペースもあります。大きな窓からは公園を一望できます。

重要文化財棟で注目したいのは、弥生時代の人々がいかに美にこだわっていたか
重要文化財展示室と企画展示室に分かれていて、これから展示物が用意されていくそうです。オープンが待ち遠しい!!約2,000年前に、どのような発想で美しい工芸品を作っていたか、実際に見ることができる機会は滅多にないので、ぜひゆっくり見て行ってくださいね!

広大な敷地に広がる公園

そして、展示施設の外には、当時の地形を再現した大きな公園が広がっています
弥生時代の湿地広場がイメージされており、天気が良い日にはゆっくり散策できそうです。もちろん入場は無料です。弥生時代の雰囲気を感じながら、家族や友人とリラックスしに行きたいです!

誰もが安心できる、バリアフリー設備や思いやりあふれる施設

施設内は、最新のバリアフリー設備が整備されています。車いす利用の方でも、小さな子供と一緒に来館したい方も、誰でも安心して過ごすことができます。

音声誘導装置や点字での説明

ガイダンス棟と重要文化財展示棟には、場所を音声で案内する「音声誘導装置」が合計7か所にありました!

展示物の説明看板には点字が使われている部分もあり、視覚障がいがある方でも、安心して鑑賞することができます。

バリアフリートイレ完備

バリアフリートイレには、ユニバーサルシートも完備、男女それぞれのトイレにオムツ交換シートもあります。

授乳室や休憩室もあり、誰でも安心して訪問することができそうです。

駐車場も広々

施設の前にある駐車場には、ハートフル駐車場と、屋根付きの車いす使用者用駐車場がそれぞれ二台分ずつ完備されています!

文字&音声ガイドが便利、謎解きチャレンジも!

館内の色々な場所に設置されているQRコード付きの説明文。QRコードを読み込むと、日本語と英語の文字&音声ガイドを利用することができます

イメージキャラクターである、あおやかみじろう君の謎解きもぜひ挑戦して見てください。スマートフォンをお忘れなく!

2024年3月24日のオープンが待ち遠しい!

青谷かみじち史跡公園は、無料で楽しめるスペースもあり、弥生時代の生活をたっぷり感じることができます。
ご紹介した部分は、本当に一部分。私が特に気になったのは、弥生時代、どのように漁をしていたかです!目の前の日本海で、漁猟をしていた時に使っていた道具などもたくさん展示してあり、「2,000年前の人たちのアイディアってすごいなぁ!」とずっと感激しておりました。
勉強しに行くという感じではなく、色々なことが気軽に学べ、年齢問わず誰でも楽しめる施設です!!3月24日のオープンが今から楽しみです。

施設のバリアフリー環境整備状況がわかる!「とっとりUDマップ」

UDマップの使い方を動画でもご覧になれます

青谷かみじち史跡公園のように、バリアフリー環境が整った施設を調べたいときに役立つのが「とっとりUDマップ」です。
※青谷かみじち史跡公園は施設オープン後に掲載予定です。

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検索結果はマップやリストに表示します。気になる施設までの経路や営業情報だけでなく、入口のスロープやバリアフリートイレの有無など、バリアフリー整備の状況をチェックできます
さらに、子育てパスポート協賛店情報や高齢者・障がい者向けの割引情報も掲載しています!

WEBページにアクセスするだけでどなたでも利用できるので、お出かけ前に「とっとりUDマップ」で確認をして安心しておでかけください!
<とっとりUDマップWEBサイト>

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紹介した施設情報

青谷かみじち史跡公園
2024年3月24日(日)オープン
住所:鳥取県鳥取市青谷町吉川17
電話:0857-32-8415
開園時間:9:00〜17:00
閉園日:毎月第四月曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)
入園料:重要文化財棟展示室のみ有料
<公式HP>

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