DJティエスト、スーパーボウルでのDJパフォーマンスをキャンセル

オランダ出身のDJ、ティエスト(55)が「個人的な家族の緊急事態」でスーパーボウルのパフォーマンスをキャンセルした。

今月11日(日)、ラスベガスのアレジアント・スタジアムで開催されるスーパーボウルでDJを務める予定だったが、同イベントへの出演をキャンセルし「厳しい決断」であることを認めつつも、愛する家族を優先せざるを得なかったという。

ティエスト(本名タイズ・ビェルウェスト)は声明の中でこのように発表した。「僕とチームの皆は、何ヶ月も前から真に特別なものを準備してきたけど、個人的な家族の緊急事態で日曜の朝に帰国しないといけなくなった」「イベントに出られないのは辛い決断ですが、家族はいつも最優先だ。NFLの協力に感謝するとともに、今後も一緒にこのようなコラボができることを楽しみにしている」

ヴァラエティ誌はNFLの代理人がスーパーボウルでのティエストの代役のプランがあることを確認したと報じているが、詳細はまだ発表されていない。今回の出演キャンセルは、ティエストが同イベントの大観衆の面前でプレイすることにプレッシャーを感じつつも楽しみにしているとした後に起こったことだった。

同誌のインタビューでティエストはこのように話していた。「2億人が見てるの?それは、大きなプレッシャーを感じるよ。だけど何よりもとっても楽しみにしてるんだ。僕のことを知らないたくさんの人に知ってもらえるし」「すでに多くのスポーツチームやスタジアムが試合中に僕の音楽を使ってくれているのはラッキーなことさ。セットを選ぶのはそんなに先の話じゃない。試合と試合の間はそんなに長くないから、早いテンポでミックスする必要がある。幕間に4~5曲プレイしてスタジアムを飽きさせないようにしないといけないんだ」

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