札幌駅再開発ビル、開業2年延期も 遅ければ30年度 資材高騰、バスタに影響

 JR北海道が、札幌駅南口に整備する再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)の開業時期を、現行計画の2028年度から最長で2年間延期する方針を固めたことが9日分かった。遅ければ30年度の開業となる可能性がある。資材価格高騰などで再開発の事業費が大幅に膨らむ見通しとなったため、事業の一部を見直し、工期を伸ばすことでコスト圧縮を図る。

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