愛知・豊橋市の"5000人規模"新アリーナ建設で住民投票条例案を否決 

愛知県豊橋市が進める新アリーナの建設計画をめぐり、計画の是非を問う住民投票を実施するための条例案が、市議会の臨時会で審議され、反対多数で否決されました。

豊橋市は市街地にある野球場を移転させ、跡地に5000人規模の新アリーナを、2027年度に完成させる計画を進めています。

しかし、野球場の移転候補地が津波の特定避難困難地域に指定されていることなどから、反対する市民団体が計画の是非を問う住民投票の実施を求めて、約1万8000人の署名を提出しました。

これを受け、浅井由崇市長は議会を招集し、9日に審議されました。

議会の中で市民団体は「豊橋球場を不適切なところに持って行くのは許せない」などと、改めて意見を述べたものの、条例案は反対多数で否決されました。

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