「ワタルはとても重要」「調子が良さそう」リバプール指揮官クロップ、遠藤航の復帰を大歓迎!31歳誕生日、ライバルとの共存にも言及

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、現地時間2月10日に行なわれるバーンリー戦(プレミアリーグ第24節)を前に遠藤航について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

遠藤は3大会ぶり5度目のアジアカップ制覇を目ざす、日本代表のキャプテンとして奮闘。しかし、準々決勝のイラン戦で1-2で敗れ、予定よりも早くカタールを去ることとなった。

クロップ監督は、遠藤の誕生日でもある2月9日に行なわれた会見で、戻ってきた12月のクラブMVPに言及。アジアカップで離脱するまでの印象的なパフォーマンスを振り返り、改めて絶大な信頼を明かした。

「ワタルはピッチ上で本当に影響力があった。彼の守備は並外れていたから、多くの場面で攻撃的な選手を巻き込み、チャンスを創出してくれた。今日は誕生日で、31歳になるね。復帰してからも調子が良さそうだし、とても重要な存在だ」

【画像】リバプールが遠藤航の復帰を報告!
注目を集めるのが、アレクシス・マカリステルとのポジション争いだ。遠藤との共存もあるのか。「マカリステルを(アンカーから)より高い位置に移す可能性」を問われると、指揮官はこう答えた。

「そうだね、彼はそれができる。でも6番(守備的MF)でも非常によくやっていた。状況をどう整理するかだ。もちろん、マッカとワタルは一緒にプレーもできる。それは間違いない。全員が一緒にプレーできるんだから問題ない。ただ、適切なタイミングで彼らを一緒に起用できるようにしなければならない」

アーセナルとのビッグマッチを1-3で落としてから中5日。本拠地アンフィールドに戻ってのバーンリー戦では、どんな陣容で臨むのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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