相沢志野、三味線奏者の父とのエピソード明かす 現代の補聴器の進化に驚きも

フリーアナウンサーの相沢志野が9日、ウェスティンホテル横浜で行われた「スターキーGenesis AI発表会」に出席した。

「“Hear better.Live better.”『より良いきこえ、より良いくらし』」を掲げるスターキージャパンは、業界で最も先進的な半導体プロセッサーとAI技術を搭載した新世代の瞬間快適AI補聴器「Genesis AI」シリーズを2月26日より販売する。AIプロセッサー技術の搭載で、「パワフル」「スピード」「大容量」「省電力」を従来品よりも高い水準で実現。限りなくありのままの音を再現する「聞き取りやすさ」と「聞き心地」が売りの商品となる。

この日、相沢は“瞬間快適”AI補聴器「Genesis AI」を実体験し、補聴器の進化に驚きの表情を見せた。相沢自身は補聴器との関わりはこれまでほとんどなかったというが、両親が高齢者となって、改めて興味を持つようになったエピソードを紹介。「私の父が間も無く80歳になるんです。最近、耳の聞こえ方が変わって来たと言うようになりまして、私の父は津軽三味線を弾いている津軽三味線奏者なんですが、津軽三味線は弦が三本しかないので、弾く人によって一人一人音が変わるくらい繊細な楽器なんです。その津軽三味線に昔から携わってきた父にとって、音の聞こえ方が年齢によって変わるのはとても怖いことでもあるんです」と父に補聴器を進める際に、補聴器の選択について考えさせられたと明かす。

補聴器選びに迷いを感じたと話した相沢は今回、“瞬間快適”AI補聴器「Genesis AI」を実体験し、「補聴器がこんなに進化していることにとても驚きました。補聴器は音を大きくするだけだと思っていたのに、こんなにも違うものなんだって」と話す。会場では補聴器にもっと詳しくなるためのクイズにも挑戦。「こんなに小さくなって、見た目もお洒落。この形にも驚きます。私の知っている形と違ってスタイリッシュです。しかも補聴器にこれだけのテクノロジーが詰まっているのは研究者の苦労があってのこと。感動しました」と話す。

つけ心地についても「私たちも生放送中、送り返し用の小さい肌色のイヤホンをつけるんですけど、これはあまりに次元が違いますね。充電が長く持つのもすごいです。フィット感もいいです。テレビ局のと違います。音が大きくなったんじゃなくて、この周りで全てのボリュームが上がっていて、でも自然な感じがします。全ての空気が自然なボリュームで耳に入ってくる感じです。引っ張られたり重い感じもないです」と商品の完成度を絶賛する。

相沢は「私の子供とYouTubeを見ている時に、1000人の方が補聴器をつける動画というのを見つけたことがあるんです。補聴器をつけた瞬間、みなさんの表情が変わるのを見て、音のおかげでいつも見ていた景色の見え方が変わる。そうなった時に人の表情はこれほど変わるんだと感動したのを思い出します」と述べ、「私も今は補聴器を使わずに生活していますけど、歳を重ねると父のように聞こえ辛くなることもあると思うんです。補聴器を私が必要とする将来、補聴器がどう進化していくかも楽しみになりました。応援します」と会場の関係者らにもエールを送っていた。
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