県立3病院に50億円 宮崎県貸し付け 運転資金不足恐れ

 県は県立3病院の経営支援のため、一般会計から50億円を病院事業会計に貸し付ける。新型コロナウイルス禍前の水準まで患者数が戻っておらず、物価高騰や労務単価上昇などのあおりを受け、2024年度中に運転資金が不足する恐れが出てきたため。県病院局は「しっかりと経営改善に取り組み、県民の命を守る公立病院として安定的な医療を提供していく」としている。

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