【鍋レシピ】野菜で免疫力アップ!「きのことえびのにんにく鍋」「かきとごぼうのカレー鍋」

「冬になると鍋を週3回は作り、体の中から温めて免疫力をアップさせています」と話すのは料理研究家の夏梅美智子さん。そんな夏梅さんに、バラエティ豊かなおいしい鍋レシピを教えていただきます。

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きのことえびのにんにく鍋

にんにくを3~4かけ使ったあっさりスープは、体を温めること間違いなし。うまみを加える3種のきのこも免疫力を支える食材です。

材料(2人分)

きのこ(しめじ、えのきだけ、まいたけ) …… 合わせて300g
えび …… 小6~8尾(80g)
キャベツ …… ¼個
じゃがいも …… 小2個
キャベツ …… ¼個
じゃがいも …… 小2個

【A】
洋風スープのもと(チキン) …… 1個
水 …… 2~3カップ
ローリエ …… 1枚
塩 …… 小さじ½
こしょう …… 少々

オリーブ油 …… 大さじ3
にんにく(粗みじん切り) …… 3~4かけ分

作り方

❶しめじは石づきを切り落として小房に分ける。えのきは根元を切り落として、長さを半分に切る。まいたけはほぐす。えびは背わたがあれば竹串などで除き、尾のひと節を残して殻をむく。

❷キャベツは大きめのざく切りにする。じゃがいもは皮をむいて半分に切り、さっと洗う。

❸厚手の鍋に【A】と②を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にし、蓋をして20分ほど煮る。

❹フライパンにオリーブ油、にんにくを入れて弱火で炒め、香りが立ったら、きのこを加え、強火で3~4分炒める。えびを加え、さらに2分炒める。

❺④を③の鍋に加え、蓋をして弱火で2分煮て、火を止める。

かきとごぼうのカレー鍋

カレー粉は血行をよくして体の冷えをとる助っ人調味料。具材のかきやごぼうは抗酸化作用があり、免疫力強化に役立ちます。

材料(2人分)

かき(むき身)…… 200g
ごぼう …… 1本
玉ねぎ …… 1個
白菜 …… ¼株(400g)
サラダ油 …… 大さじ1½+大さじ1
小麦粉 …… 適量
にんにく(つぶす)…… 1かけ分

【A】
カレー粉 …… 大さじ1½
トマトケチャップ …… 大さじ3
しょうゆ …… 大さじ1
塩 …… 少々
ローリエ …… 1枚

【B】
洋風スープのもと(チキン)…… 1個
水 …… 2~3カップ
塩、こしょう …… 各少々

作り方

❶ボウルにかき、塩少々(分量外)を入れて手早く混ぜ、水の中で振り洗いする。水を3~4回替えて洗い、水けをきってキッチンペーパーで水けをふく。

❷ごぼうはささがきにして水に5分さらし、水けをきる。玉ねぎは1㎝幅のくし形に、白菜は2㎝幅に切る。

❸フライパンにサラダ油大さじ1½を中火で熱し、かきに小麦粉を薄くまぶして並べ入れ、両面を1~2分ずつ焼いていったん取り出す。

❹③のフライパンにサラダ油大さじ1を足し、にんにくをさっと炒める。ごぼう、玉ねぎを加えて2~3分炒め、白菜、【A】を加えて炒め合わせ、厚手の鍋に移す。

❺④の鍋に【B】を入れて強火にかけ、煮立ったら弱火にして蓋をし、5分煮る。かきを戻し入れて1~2分煮る。※好みでカレー粉を振っても。

※この記事は「ゆうゆう」2015年12月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2023年12月7日に配信した記事を再編集しています。


監修者
料理研究家 夏梅美智子

料理研究家のアシスタントを経て独立後30年以上、雑誌、広告、テレビなどで10000点以上のレシピを提案。身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が好評。『続くお弁当』『健康お酢レシピ』『作りおきの便利帳』(以上、主婦の友社)など著書多数。

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