韓国ドラマの中でも、心にググッと迫ってくるハートフルなストーリーからドキッとしてしまう展開のものまで、今回は最新のさまざまな韓国ドラマをご紹介します！
今観るなら絶対コレ！韓国ドラマ「最新作おすすめ5選」
ハートウォーミング・ストーリー『愛していると言ってくれ』
売れない俳優チョン・モウン（シン・ヒョンビン）は、撮影現場を1日で解雇されたことをきっかけに、聴覚障がいのあるアーティストのチャ・ジヌ（チョン・ウソン）と偶然出会います。
まったく違う環境に育ったふたりは、ぶつかりあいながらも手話や筆記などで愛を深めていくのですが、ジヌの元恋人ソン・ソギョン（キム・ジヒョン）が現れて……。
日本で1995年に放送された豊川悦司と常盤貴子主演の名作ラブストーリーを韓国版としてリメイク。韓国版『愛していると言ってくれ』（2023年）ではしっとりとした大人の恋愛模様が描かれ、名作のまた違った魅力が輝いています。
チャ・ジヌを演じたチョン・ウソンは『私の頭の中の消しゴム』などでも知られる実力派俳優でありながら、コン・ユら主演の『静かなる海』の制作者でもあり、今作も日本の原作を気に入り自ら版権を購入。切ない愛の行方を見届けたいです。
ロマンス復讐ストーリー『私の夫と結婚して』
末期がんを患うカン・ジウォン（パク・ミニョン）は、夫パク・ミンファン（イ・イギョン）と親友チョン・スミン（ソン・ハユン）の不倫現場を目撃してしまいます。
さらにジウォンには衝撃な出来事が降りかかり、突然10年前の過去へ。2度目の人生では、会社の上司ユ・ジヒョク（ナ・イヌ）に助けられながら、夫と親友に復讐して運命を変えようと奮闘するジウォンの結末とは……。
いつもチャーミングな役どころの多いパク・ミニョンが、役に合わせて大幅に減量し、悲壮感漂うジウォンを熱演の『私の夫と結婚して』（2024年）。
過去へ戻ってからの展開では、本領発揮の美しい姿を披露しています。
2度目の人生から急接近する上司ジヒョク役のナ・イヌが、とにかく男前。ハラハラしながらも、登場人物たちに夢中になってしまうはず。
温かい人間ドラマ『今日もあなたに太陽を ～精神科ナースのダイアリー～』
チョン・ダウン（パク・ボヨン）は、大学病院の内科から精神科に異動して働き始めた、心やさしい看護師。
精神科では、それぞれが困難を抱えながらも生きる患者たちを守るために、ダウンは配慮を学びながらもみんなを明るく照らそうと頑張るのですが……。
日本でも公開中のオム・テファ監督による韓国映画『コンクリート・ユートピア』で第44回青龍映画賞人気スター賞を受賞したパク・ボヨン。
『今日もあなたに太陽を ～精神科ナースのダイアリー～』（2023年）では、同じ病院で働く肛門外科医トン・ゴユン（ヨン・ウジン）や、親友のソン・ユチャン（チャン・ドンユン）らダウンを取り巻く人間模様や、彼女の成長する姿にも注目です。
ヒーリングストーリー『サムダルリへようこそ』
やり手のフォトグラファーであるチョ・サムダル（シン・ヘソン）は、思いがけないスキャンダルに見舞われてソウルにいられなくなり、ずいぶん帰省していない故郷の済州島“サムダルリ”へ。
サムダルは、幼なじみで元恋人の気象予報官チョ・ヨンピル（チ・チャンウク）と再会するのですが……。
『最悪の悪』で泥臭い刑事役を演じて新境地を切り拓いたチ・チャンウクが、『サムダルリへようこそ』（2023年）では味わい深いヒューマンストーリーで、ちょっとクセがありながらも純粋なヨンピル役でサムダルとの絆を紡ぎます。
みんなの“オンマ（母）”キム・ミギョンが、サムダルの母で海女の会長のコ・ミジャ役で登場。島の人たちの思いに見入ります。
ミュージック・ラブストーリー『サウンドトラック #2』
音楽大学でバンドを通して出会ったヒョンソ（クム・セロク）とスホ（ノ・サンヒョン）は恋に落ちるも嘘や誤解ですれ違うことに。
別れてから4年後、スホはコンテンツ会社のCEOとして成功。しかし、過労が原因で病気と診断され、音楽療法を受けるため雇ったピアノ教師として、元恋人のヒョンソが現れて……。
『サウンドトラック #2』（2023年）は、ハン・ソヒ×パク・ヒョンシクの共演で話題となった新感覚ミュージック・ラブストーリー『サウンドトラック #1』“の第二弾。『カーテンコール』で北朝鮮出身の一見冷血ながら重要な役で主演のカン・ハヌルと共演していた姿が印象深いノ・サンヒョン。
今作では、スホと年下のシンガーソングライターのケイ（ソン・ジョンヒョク）との間で揺れ動くヒョンソの気持ちの変化も見どころです。
（mimot.(ミモット)/ かわむら あみり）
