高校生が育てた肉牛が「A5ランク」の高評価 地元のスーパーでの「顔が見える」販売会 岩手・奥州市

岩手県立水沢農業高校の生徒が育てた最高ランクの牛肉の販売会が10日、岩手県奥州市で始まりました。

水沢農業高校農業科学科は課題研究の一環として生徒が和牛の繁殖、肥育を手がけていて、先月東京で開かれた通称「和牛甲子園」で最高ランクのA5ランクの牛肉として格付けされました。奥州市のスーパーで10日に始まった販売会には、生徒たちが丹精込めて育てた牛肉が焼肉、すき焼き用など部位ごとに売られています。市価よりも安くなっていて、生産者の顔が見える最高ランクの牛肉を訪れた人たちは早速買い求めていました。生徒の1人は「販売会が、高校生の和牛の取り組みを知ってもらう機会にもなってほしい」と話していました。販売会は11日まで行われます。

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