［９日 ロイター］ - 米大リーグ（ＭＬＢ）は９日、前メッツＧＭのビリー・エプラー氏に対し、今季終了後までの職務停止処分を科したことを発表した。
調査によると、エプラー氏はメッツＧＭだった２０２２年と２３年に「意図的なけがの捏造」などによって負傷者リスト（ＩＬ）の不正使用を主導したとされている。また、同氏はオーナーや上司の指示ではなく、独断で行動を起こしたことが判明したという。
エプラー氏はエンゼルスのＧＭ時代に大谷翔平選手（現ドジャース）の獲得に成功。２１年オフにメッツのＧＭに就任し、２２年オフには千賀滉大投手の獲得も実現させたが、昨年１０月にメッツの編成本部長にデービッド・スターンズ氏が就任したことを受けて辞任していた。
