OG・アヌノビーが右ヒジの骨片除去手術で約3週間離脱の見通し…昨年末にニックスへ加入

2月9日(現地時間8日)、ニューヨーク・ニックスのOG・アヌノビーが右ヒジの骨片を除去する手術を受け、競技復帰までに約3週間を要すると報じられた。現地メディア『ESPN』が伝えている。

2017年のNBAドラフト、トロント・ラプターズから全体23位指名を受けてリーグ入りを果たしたアヌノビー。ルーキーシーズンからコンスタントに出場時間が与えられ、2年目の2018-19シーズンにはポストシーズンの出場を逃したものの、球団史上初の優勝を飾ったメンバーの一人に。以降も攻防両面の技術を伸ばし、主力としてチームを支えてきた。

今シーズンでラプターズ在籍7年目を迎えていたアヌノビーは、昨年末に成立したトレードで新天地のニューヨーク・ニックスへ。移籍後も先発に名を連ね、現時点までに出場した14試合で敗れたのは2回のみと、早くも新しいチームでパフォーマンスを発揮している。

ケガの影響でアヌノビーは1月30日のシャーロット・ホーネッツ戦から欠場が続いており、オールスターブレイクで離脱する試合を減らせることもあるため、体のメンテナンスを行うには最適なタイミングだろう。

チームを指揮するトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)はアヌノビーの手術について、「私たち全員にとって、それが一番理にかなっているように思えた。彼の手術もその一部。それに対処するために次の選手が穴を埋めて、仕事を成し遂げるんだ」とコメントしている。

チームの大黒柱であるジュリアス・ランドルも右肩のケガで離脱している一方、デトロイト・ピストンズとのトレードでボーヤン・ボグダノビッチとアレック・バークスの2名をロスターに加えたニックス。ピストンズで主力を務めていた2人のベテランには、彼らの離脱をカバーする働きが求められるだろう。

【動画】新天地デビュー戦から多彩な活躍を見せたアヌノビー!

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