「1年目のつもりでまずは...」大谷翔平 “謙虚な姿勢”でキャンプイン!「バッティングは一段階とは言わずまだまだある」と向上心を覗かせる

現地2月9日、ロサンゼルス・ドジャースは、米アリゾナ州グレンデールでキャンプ初日を実施し、今季からチームに加わった大谷翔平もキャンプインした。

青色のパーカー姿で練習前にメディアの前に姿を現した大谷は、「新しいチームなので、1年目のつもりでまずは環境に慣れる、チームメイトに慣れることが最優先かなと思います」と意気込み、「強度は100に近いので、あとはマシンだったり、実際の投手の球を打つ段階に次は進む感じ」と現状を語った。

MLBで次々と歴史を塗り替える29歳の二刀流は、「バッティングは一段階とは言わずまだまだあると思っている。入る打線によってやることも変わってきますし、ただ自分の磨く技術は変わらないので、そこはまだまだ先があるかなと思っています」と自身の“伸びしろ”に言及した。
新しいコーチとの関係性は、「まずはお互いに知ることからだと思う。僕のバッティングの感覚だったり、チームとしてどういう風にバッティングのプロセスを進めていくのかを理解しながら、まずはそこからかなと思います」と回答。投手のリハビリを兼ねて準備する難しさについては、「初めてではないので、19年も同じような感じでやっていますし、ある程度のプロセスは理解しているので、前回よりはスムーズにいけると思っています」と余裕の表情で話した。

会うのを楽しみにしていた選手を問われると、「(ウォーカー・)ビューラー選手と(ギャビン・)ラックス選手とは1か月前ぐらいから一緒にやっていたので、楽しみにしていたというよりは最初に会った2人が楽かなとは思います」と、すでに打ち解けている仲間がいることを明かした。

新シーズンに向けてトレーニングを本格化させるサムライ。はたして新チームでどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社