テニス=ドーピング疑惑で処分のハレプ、「コートに立つ日は近い」

[ローザンヌ(スイス) 9日 ロイター] - 禁止薬物に陽性反応を示したとして暫定的な資格停止処分を受けている女子の元世界ランキング1位、シモナ・ハレプ(32、ルーマニア)は9日、「コートに立つ日は近い」と復帰に向けて、自信を示した。

ハレプは2022年の全米オープンで禁止薬物であるロキサデュスタットの陽性反応が出たとして、不正監視機関の国際テニス・インテグリティー・エージェンシー(ITIA)から2026年10月までの資格停止処分を科された。

スポーツ仲裁裁判所(CAS)の訴訟手続きを終えたハレプは、「私は自分の主張を示す機会を得たし、真実が明らかになり、テニスコートに立つ日が近いと本当に信じている」と語った。

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