調理師などを目指す専門学生らが、日頃学んだ成果を披露する料理作品展が10日、愛媛県松山市で開かれ、個性豊かな作品が審査されました。
愛媛調理製菓専門学校で開かれた料理作品展には、調理師やパティシエを目指すおよそ160人の作品が展示され、学校の講師やプロの料理人らによる審査が行われました。
「春」をテーマに作られた和洋中の料理部門では、鮮やかな色使いと繊細な技が光ります。
このうち調理科1年の阿曽沼尋斗さんは、魚介を使った3色のムースと、野菜などを鶏肉で巻いたバロティーヌというフランス料理を作りました。
(調理科1年・阿曽沼尋斗さん)
「山に咲くサクラと梅をイメージして作りました」
また、ケーキ部門では季節のイベントなどを表現した愛らしい作品や、チョコレート細工をあしらったケーキが並んでいました。
審査は作品の見た目の美しさや飾りの技術などが評価され、およそ30の作品に賞が贈られるということです。