2戦連発の18歳FWロッキ、バルセロナ順応の裏に親しみやすい仲間の存在 「大いに助けてくれている」

カンセロ(左)らに助けられているというロッキ[写真:Getty Images]

バルセロナのブラジル代表FWヴィトール・ロッキが新天地の環境について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

今冬アトレチコ・パラナエンセからバルセロナへと加わった18歳のロッキ。1月31日のラ・リーガ第20節延期分オサスナ戦で移籍後初ゴールを決めてチームを勝利に導くと、続く第23節アラベス戦では2試合連続となるゴールを記録した。

しかし、アラベス戦のゴール後には微妙な判定を受けて退場となり、異議申し立ても却下され、第24節のグラナダ戦は出場停止に。「少なくとも2枚目のイエローカードは不当だったと思う」と述べたロッキは、「ピッチに立ってチームメイトを助けたかった」と欠場となったことへの悔しさを述べた。

一方、ブラジルからスペインへと渡り1カ月以上が経ったこの18歳は、チームへの順応ぶりについてもコメント。溶け込むための努力を欠かしていないことや、助けてくれるチームメイトへの感謝も口にした。

「国が違うし、サッカーも違う。僕はピッチ上でもロッカールームでも選手たちからできる限り多くのことを学ぼうとしているし、そのおかげで適応しやすくなっている」

「同じブラジル人であるハフィーニャや、ポルトガル語を話すアラウホ、ジョアン・フェリックス、カンセロは僕を大いに助けてくれている」

「経験豊富な選手たちからできるだけ多くのことを学ぼうとしているし、若い選手たちからも学べることがたくさんある。ピッチ上でもロッカールームでも、それが役に立っている」

さらに、ロッキはここからチームのタイトル獲得に全力で貢献していくつもりだと表明。現在3位のラ・リーガ、決勝トーナメントに進んだチャンピオンズリーグ(CL)で優勝を目指すと誓った。

「少しずつ適応を終えていって、自分の仕事を続けていき、チームメイトを助け、ラ・リーガでチャンピオンになるためにベストを尽くしたい。チャンピオンズリーグでも同様だ」

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