「エリートってイジメたくなる」SKE48の荒井優希がIP王座初防衛!厚化粧&厚ベルトを狙う美女レスラーが顔面を崩し合っての王座戦を要求!

10日、東京都・後楽園ホールにて東京女子プロレス『第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』が開催。荒井優希が長野じゅりあを制してインターナショナル・プリンセス王座の初防衛に成功した。

荒井はSKE48に所属するトップアイドル兼女子プロレスラー。
AKB48グループのメンバーたちが多数出演した2017年放送のTVドラマ『豆腐プロレス』に“バブリー荒井”の名で出演。その縁でアイアンマンヘビーメタル級王座を戴冠するなどプロレスに深く関わるようになっていった。
その後、2021年5月に荒井は本名で正式に東京女子からプロレスラーデビュー。赤井英和さんの娘・赤井沙希(2023年11月引退)とのタッグ“令和のAA砲”で活躍し、2022年7月にはプリンセスタッグ王座を戴冠。さらに今年1月にはマックス・ジ・インペイラーを撃破してインターナショナル・プリンセス王座(IP王座)を戴冠。初のシングル王座戴冠を果たした荒井はプロレスラーとしてもトップへと登りつめつつある。

この日、荒井は長野じゅりあを相手にIP王座の初防衛戦を実施。
長野は益若つばささんやゆきぽよさんが所属するエイジアプロモーションに在籍し、看護師という職業を活かした『看護師あるある』ネタなどが人気となりTikTokのフォロワーが99万人を突破。美人空手家、女優、看護師という3枚看板に、さらに女子プロレスラーを加える形で2022年3月に東京女子プロレスでデビュー。約2年間プロレスラーとしての活動も行ってきたが、芸能の仕事へ更に力を入れるべく4月13日の北沢タウンホール大会での東京女子卒業を表明。長野にとって今回の試合は王座戴冠の最後のチャンスと目されていた。

この日が27歳の誕生日である長野には「ハッピーバースデー!」の声援も飛ぶ。
両手でしっかり握手を交わしてから試合開始。長野が糸東流空手仕込みの鋭い蹴りで攻め立てていく。しかし、荒井も約3年間積み重ねてきたプロレスのテクニックとド根性で対応し、長野の飛び蹴りをひらりとかわしてドロップキックで反撃。
荒井は足への一点集中攻撃からサソリ固めを狙うが、脚力のみで振り払った長野が多彩な蹴撃猛連打から裏拳でダウンさせ腕固め。なんとか逃れた荒井も長い脚を生かしたドロップキックやビッグブートで反撃していき、長野の空手チョップ連打を耐えきってサソリ固めへ。
長野が必死にロープへ逃れると荒井は必殺のFinallyを発射。しかし、長野が十字受けで隙を作ってじゅりあ乱舞から旋風脚を発射する。これを足を振り上げてガードした荒井がフルネルソン・バスターからFinallyを頭頂部に叩き込んで3カウントを奪った。

初防衛に成功した荒井の元へ、上福ゆきが登場。
上福は、「おつかれさまぁ~♪試合直後とは思えないくらいのこの美しいビジュアル。流石だなぁって思うし、いつも東京女子プロレスとアイドル業と、どっちもすごい頑張ってて。名古屋と東京どっちも行き来して、『忙しいでしょ?疲れてるでしょ?』って聞くと、『いや、そんなことないですぅ~』ってやる感じ?全ッ然鼻についてないの!」と荒井の聖人ぶりを暴露しつつ王座防衛を称賛。
そして、「私も東京女子プロレスを盛り上げたい気持ちはあるのね?最近は色んなアジアの国に行ったりして頑張ってるんだけど、ここで東京女子プロレスを盛り上げたい者同士、ビジュアルを大切にする同士、お互いの顔面を崩し合って、そしてこのベルトをかけて闘いあったらもっと盛り上がるんじゃないかって思うんですけど?」と過激な挑戦表明。

荒井が「うぅ~……まさか上福さんが出てくると思って無くて戸惑ってるんですけど、私も闘いたいなと思います!」と快諾すると、上福は「名古屋の女って派手なの好きだし、私も派手好きなんで、どうせやるなら両国。KFCじゃないほうね?互いのビジュアルとベルトをかけましょう」と、3月31日に迫る両国国技館大会での王座戦を約束した。

バックステージに戻った荒井は、長野と初のシングルマッチが出来た喜びを噛み締めつつ「じゅりあちゃんは後輩だったけど、先輩に挑戦されるっていうのは……タッグの(王者だった)ときにはあったんですけど、パートナーに赤井さんがいらっしゃったので。1人で先輩の挑戦を受けるっていうのはまだ不安は有るんですけど、自分がチャンピオンなので、堂々と自分らしく国技館で勝てたらなと思います」と意気込み。

対する上福は「荒井ちゃんは数年前に東京女子にやって来てから、どんどん人を抜いて行って、模範解答のような愛されるキャラで、ビジュアルも最高に良くて。アイドル業とプロレス業をどっちも引っ張って行って活躍してるとってもいい子。スーパーエリートだなと思って。昔から、エリートってイジメたくなるじゃないですか。ひがみの心じゃないけど、反骨心と言うか。たまには誰かに食ってかかってみようかなって。私と優希ちゃん、お互いビジュアルを大事にしてる私たちがグチャグチャにし合うところって盛り上がるかなって」と気炎。
そして「2個あるほうがオシャレだし、見た目も映えるし。緑のベルトも持って、いい感じのグレードアップした31歳の女になれると思うので。頑張ってね、厚化粧、厚ベルト行きたいと思います」とQueen of Asia王座とのシングル二冠王戴冠に向けて意気込んだ。

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