刑務所の受刑者が製作した製品の展示販売を行う矯正展が2月10日、千葉県市原市の市原刑務所で開かれました。
コロナ禍のため、4年ぶりに行われた市原刑務所の矯正展。
オープニングでは一日刑務所長を務めた俳優の寺島進さんがテープカットを行いました。
矯正展は、全国の受刑者たちが作業訓練の一環として製作した家具などの木工製品をはじめ、金属製品、紙製品など多くの製品を出品し販売する催しです。
製品は値段が格安とあって会場は大勢の市民で賑わいました。
特に、市原刑務所で作られているしいたけは大変な人気で、あっという間に売り切れてしまったということです。
市原刑務所は、主に交通事故などを起こしてしまった受刑者を収容していることから、矯正展では社会復帰を目指して努力している受刑者たちの姿や、施設の意義・役割の紹介、それに見学会などで飲酒運転の防止や矯正活動への理解を呼びかけました。