妊娠38週で産まれた第二子は、本陣痛からなんと約90分のスピード出産【たまひよ 出産体験談】 

こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、こだまえびさんの出産体験談をお届けします。

妹ちゃん出産時の備忘録を。

12月10日(38週6日)
14:50
尿漏れのような感覚でトイレへ。
なんとなくチョロチョロが収まらない気がするので、
夜用のナプキンをあて、5分程様子見。やはり収まる気配もなく、しゃがむとじわっと出てくる感覚があるので夫に「破水したかも」と報告し、産院へも連絡。
「確認してみますので、一応入院セットを持ってきて下さい。」と言われ、病院へ。

15:00
病院到着。
診察台に上がると同時にバシャバシャっと破水。
「ひぇ、すみません…!」と謝りながらも自分ではどうにも出来ず。
助産師さんが「大丈夫!はい、完全破水なのでこのまま入院になります!」とにこやかに対応してくださる。
一緒に来ていた夫にその旨報告。
とりあえず、まだ本陣痛が来ていないので、夫は今の内に長男を私の実家に送ってくれる事に。
私は着替えて待機室へ。
待機室は3人ほどの部屋だったけど、自分一人だったので「好きなの観て自由に過ごしてね!」と、テレビリモコンを渡してもらう笑
破水してるので、抗生剤服用。

18:00
破水がチョロチョロ続くのみで痛み無し。
夕飯を完食する。
夫から、無事に長男を送って帰ってきた旨の連絡が入る。
まだ痛みは無い事を告げ、お風呂とかご飯とか済ませててとお返事。

19:00
夫と実母になんの進捗もない旨の連絡。「今日中には産まれて欲しいなー」なんて、呑気に構えながらテレビをボーッと眺める。

19:30
急に腰が痛み出す。
仰向けが辛くて左下の横向けになり、なるべく力を入れないように息を吐きつつ、気を紛らわすのにベッドの端をガリガリと引っ掻く。
だけどおなかの張りをあまり感じないし、かなり痛いけどベッドガリガリしてればなんとかなりそうな感じだし、何よりモニター見ててくれてるはずの助産師さんが来てくれないから、前駆陣痛てやつかなと、ぼんやり思いながら痛みに耐える。

19:50
あんまり腰が痛いから、助産師さん呼んでみようか考えてたら来てくれた。
横向きだからモニターが上手く反応してなくて、様子を見に来てくれたらしい。
内診してもらったら、子宮口4cmと言われ、全開までまだ6cmもあるのかと軽く絶望。

20:00
そうこうしてる間も腰の痛みはどんどん激しくなってきて、助産師さんが「そろそろ分娩台準備してくるけど、イキんじゃダメだからね!」と言って、準備をしに行ってくれて、別の助産師さんがついててくれる。

20:10
イキみたい程の痛みに襲われ、助産師さんに「いきみたいです…!」とゼェハァしながら伝えると内診してくれる。そこでなんと子宮口7cm!
「波が収まったら分娩室移動するからね!」と言われ「夫に…連絡して良いですか…?」と聞いたら「いいよ!」と言われたので、病院来てと連絡。
波が引いたタイミングで分娩室へ移動。

20:20
分娩台へ上がる。
もうゼェハァゼェハァして、イキみたいのを我慢するのに必死。
「足開いて!深呼吸して!」と言われ、「すーーーーーはぁーーーー!」と、声を出しながら何とか息をする。
「痛いよぉ…」なんて泣き言漏らす私に「痛いね」「でもまだ全開じゃないからイキんじゃダメだよ」と声を掛けてくれる。
「出そうです…」と言ったら「そう簡単に出てこないから大丈夫!息して!」と言われ、その一言に何故かとても安心して「こんなに出したいのにまだ出て来ないならとりあえずこのまま息してよう!」とイキみたさをお尻に感じながら、ゼェハァヒィヒィ吸って吐いてを繰り返す。

20:35
夫到着。分娩室へ。
この段階で子宮口8cm。
夫が来てくれた安心感でまた「痛いよぉ」「まだかなぁ」と弱音を吐きまくる。
「痛いね」「頑張って」「深呼吸だよ」と手を握りながら団扇で仰いで補助してくれる。
ここで、酸素マスク装着。
「光が刺激になるといけないから、目は閉じてて!」と言われ、目を閉じるも、ずっと閉じてるのもなんだか辛くて、閉じたり開けたりしてた。

20:55
先生登場。
「次いきみたくなったら、2回深呼吸して思いっきり力入れてね!」と言われ『やっといきめる!』と、波が来たタイミングで思い切りいきむ。
1回目が終わり「深呼吸してね!赤ちゃん苦しいからね!」と言われ「ごめんーー!!!」となりながら必死に深呼吸する。
2回目の波が来て、深呼吸、思い切りいきむーーーと、先生から「はい!力抜いてこっち見てて!ハッハッて短く息して!赤ちゃんでてくるよー!!」と言われて言われるがままにその通りの事をする。
ずるんっとした感覚と共に元気な産声。

21:01「はい、女の子誕生ー!おめでとうー!」と先生から。
「ひぇぇ…産まれたぁ…」と夫に。
「産まれたね、頑張ったね、お疲れ様」と労ってくれる。

21:05
胎盤も出てくる。
あんまり早く降りて来たから会陰が伸びるのが間に合いそうに無かったとの事で、少しだけ切りましたとご報告頂きながら、術後処置を受ける。
妹ちゃんは色んな検査を受ける。
夫も記録の手伝いとかしてた。

21:15~2時間の分娩室待機。
夫と妹ちゃんと3人で過ごす。
夫が写真撮ったり、各所に報告したりしてくれた。
テレビ電話OKとの事だったので実母とテレビ電話。
母には「今日中に産まれて欲しいなー」なんて呑気なLINEをしたのが最後だったので、次の連絡で「産まれました」なんて送ったら驚いてた。
そりゃそうだ笑

23:15
初乳飲ませたり、付き添って貰ってトイレに行ったりして、待機終了。
夫帰宅、私は病室へ、妹ちゃんは新生児室へ移動。(ここは母子別室の病室でした)
痛み止め飲んで就寝。

………
そんな感じで、本陣痛からなんと約90分のスピード出産を終えたのでした。
2,572gと小柄ながらも元気に産まれてくれて安心しました。
「ちゅるんと出てきてね」と語りかけてはいましたが、こんなに早く出てきてくれるとは…。
しかも、日曜日で夫がお休みの日だったし、破水から少し時間があったから長男を送り届けて貰えたし、夫はご飯もお風呂も済ませて万全の状態で来てもらえたし、更に21時誕生で翌日仕事の夫も待機室に2時間居ても日付またぐこと無く帰れたし。
諸々のタイミングばっちらはで、とても家族思いの良い子でした(親バカ)
ありがとね♡
………
お産は人それぞれですが、どうか皆さんも安産でありますように!

いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!また、同じ出産予定月の人と情報交換ができる「同期ルーム」もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

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●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年1月の情報で、現在と異なる場合があります。

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