【MLB】大谷翔平は「スポーツ界のテイラー・スウィフト」「ビートルズのような騒ぎ」米キャスター、人気ぶりを音楽界最強アイコンに例える

ドジャース大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、米アリゾナ州グレンデールでスタートしたバッテリー組・リハビリ組のキャンプに参加した。初日ということもあり、練習場には100人を超える報道陣が集結。大谷フィーバーを目の当たりした米メディアは「テイラー・スウィフトやビートルズのようだ」と表現し、熱狂ぶりを伝えた。

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■ロバーツ監督は「チームがT・スウィフト」

練習前に取材に応じた大谷は「新しいチームなので、本当に1年目のつもりで。まずは環境に慣れる、チームメートに慣れることが最優先」と話し、「多くの人に挨拶をするので、同じ人に2回行かないようにしたい。もし行ってしまったら勘弁してほしい」と笑いを誘った。

さらに自身の状態については「打撃練習の強度は100%に近い。今後はマシン打撃や実際に投手の球を打つ段階に進んでいくと思う」とし、手術した右肘についても不安はないようだった。

一方、同じく取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「オオタニがドジャースのユニホームを着ているのは夢のよう。(現実かどうか)まだ頬をつねって確認したくなるよ」と満面の笑み。

さらに報道陣の多さに驚きつつも、この状況を好意的に解釈。「ドジャースやMLBに注目が集まることになる。より多くの人が(報道を)目にし、チームにはより大きな期待が寄せられることになる。それは我々全員にとって良いことだと思う」とコメント。その上で「ドジャースはスポーツ界のテイラー・スウィフトとして新しい役割を受け入れる」と述べ、大谷が加入したスター軍団がスポーツ界の最強アイコンになると強調した。

■専門メディア「ギターを弾けるかどうか……」

このロバーツ監督の意見に同調したのが、米野球専門ポッドキャスト『Baseball Biz on Deck』に登場したスポーツキャスターのティム・ネヴェレット氏。

同氏は「オオタニは球界のテイラー・スウィフトだ。そこに疑いの余地はない。(3日の)ファンフェスタでは、彼を会場から出すのに7人の警備員がガードしていた。世界中からメディアの大群が押し寄せ、彼の一挙手一投足を追いかけている。そういう状況はドジャースに移籍したことで、エンゼルス時代よりも激しくなり、より大きく取り上げられることになる。どの地域に行っても同じで、まるでサーカス。つまり、彼と一緒にチームバスやチャーター機で移動することはビートルズと一緒に旅をするようなもので、混乱や大騒ぎを伴うことになる」と話し、大谷を巡る熱狂は音楽業界の最高峰に匹敵すると説いた。

ネヴェレット氏の発言について、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「誇張ではない」と指摘。「オオタニがギターを弾くことができるかどうか、肯定も否定もできないが、彼は今年、(テイラーやビートルズのように)チケット完売を続出させ、観客を満足させることは間違いないだろう」とジョークを交えて記した。

奇しくも現地2月9日は、1964年に初めて米国に渡ったビートルズが人気番組「エド・サリヴァン・ショー」に出演、演奏し、全米に衝撃を与えた日。あれから60年、今度は大谷がキャンプ地でビートルズ級の熱狂を再現した。

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文●SPREAD編集部

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