「娘ちゃん、プチ整形したら?」「女の子は見た目が勝負よ♡」ママ友の容姿マウントを諭したのは──!?

ママ友同士のマウントやライバル視は漫画だけの話ではなく、現実にも起こっているようです。しかもそこに子どもを巻き込むというタチの悪い親がいるようで……。今回は、子どもを巻き込んでマウントしてきたママの、衝撃的な結末を目撃したKさんから聞いたエピソードをご紹介します。

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Kさんの子どもをライバル視するママZさん

Kさんは幼稚園の同じクラスのママZさんから、ライバル視されていました。
しかも、ママに対してではなく、子どもの容姿について勝ち負けの話をしてくるのです。子どもがいないときに「Kさんの娘ちゃん、大きくなったらプチ整形でもしたらいいんじゃない? これ、悪口とかじゃなくて、子どものためを思った話だから」と言い出したのです。
(え、何を言ったの、この人?)と最初は自分の耳を疑ったKさんでしたが、その発言を事あるごとに聞くことになったのです。

イベントがあるたびに聞かされる、容姿マウントが止まらない

運動会でダンスの発表があると、「Kさんの娘ちゃんの隣にうちの子がいたら、なんか申し訳ないわ〜」と言い、お遊戯会の時には「やっぱり衣装が映えるのって、うちの子みたいにぱっちり二重の女の子だわ〜♪(Kさんの娘は一重)」と言ったりと、あからさまなマウント発言をKさんは聞かされる羽目になりました。
終いには「結局は女の子は見た目で勝負が決まるんだから、このままじゃKさんの娘ちゃん、負け組よ♪ なーんてね♪」と冗談交じりに言ってくるほどでした。
ここまで他人の子のことを馬鹿にできる大人も初めてだったので、Kさんは呆れて言い返すこともしないでいました。

お迎えの時にもマウント。その時、諭したのは……

ある日、園に直接お迎えに行ったKさんはZさんに遭遇しました。
園庭で遊ぶ子どもたちを見ながら「はぁ〜うちの子って勝ち組だわ〜♪」とそこそこ大きな声で話すZさん。Kさんだけでなく他のママたちも呆れ顔でいたら、Zさんの娘ちゃんがトコトコと駆け足でやってきました。
「ママ、まえからおもってたんだけど、そういうのはずかしいからやめてね。私がはずかしいんじゃなくて、ママがはずかしいってことを"じかく"したほうがいいよ。かちまけなら、ママのまけだよ、ほんと。」と言い出したのです。

いつもニコニコして愛嬌のあるZさんの娘ちゃんが冷ややかな目で話している姿を見て、周りのママたちもビックリ! Zさんも娘の大人な対応にビックリして、「あ、うん、そうだね、ごめん。」と言いながら帰宅したのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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