宮古島市との姉妹校交流60周年記念 〝冬〟を満喫 そずり鍋・アイススケート・餅つきなど楽しく交流/岡山・津山市

岡山県津山市の南小学校との姉妹校縁組60周年を迎えた平良第一小学校=沖縄県宮古島市=の訪問団が8日来津。児童たちは11日まで滞在し、多彩な催しを通じて両校の友好を深めるとともに、津山の〝冬〟や観光を満喫している。

平良小児童は5~6年生35人が参加。9日は南小を訪れ、全校児童約100人から歓迎を受けた。互いに郷土を紹介し合い、地域の踊り「和っしょい津山」、エイサーをそれぞれ力強く披露した。昼食では各教室で一緒に津山名物のそずり鍋を味わった。

この後、津山まなびの鉄道館=津山市大谷=へ向かい、扇形機関車庫に展示されたSL「D51」などを興味深々に見学。夕方はアイスランド津山=津山市志戸部=で、南小の希望者とアイススケートを体験した。

南小5年の石井蒼汰君は「間近で見るエイサーは迫力があってかっこよかった。楽しい思い出をたくさん作ってほしい」と話した。

10日はひるぜんベアバレースキー場=真庭市蒜山=で雪遊びをした後、午後は中央公民館=津山市大谷=で地元町内会のもてなしを受け、餅つきもしてふれあう。

両校は1964年から姉妹校縁組を結び、交流を開始。現在5年ごとに訪問団を派遣し合っており、昨年夏には南小の児童らが宮古島市を訪れている。

一緒にそずり鍋を味わう両校の児童

© 津山朝日新聞社