DeNAの紅白戦は紅組が快勝 ルーキートリオが躍動、西巻も3安打とアピール

DeNA紅白戦(7イニング制・特別ルール)
● 白組 3 - 8 紅組 ○
<2月10日・ユニオンですからスタジアム宜野湾>

DeNAは沖縄・宜野湾キャンプで初実戦となる紅白戦を実施。ドラフト1位・度会隆輝外野手(21=ENEOS)、同4位・石上泰輝内野手(22=東洋大)、同6位・井上絢登内野手(23=四国ILplus・徳島)で上位打線を組んだ紅組が、7回までに15安打8得点をマークし快勝した。

ルーキートリオがいきなり魅せた。紅組は初回、「1番・右翼」で出場した度会が右前打で出塁すると、「2番・二塁」の石上も右前打で続き無死一、三塁。この好機で「3番・三塁」の井上が右犠飛を放ち、三走・度会が先制ホームに滑り込んだ。

2回は7番・益子、8番・京田の連打で好機を作り、度会の中前適時打で2点目。4回は白組2番手・徳山に襲いかかり、石上、井上、4番・東妻の3連打で3点目を奪ったあと、6番・西巻、続く京田の連続適時打で7-0。さらに、度会が3安打目となる右越え適時二塁打を放ち一挙6点のビッグイニングとした。

紅組は度会が4打数3安打2打点に加え1四球、石上は3安打、井上は1安打1打点1四球と、新人トリオで計7安打9出塁を記録。ほかにも西巻が3安打1打点1盗塁、益子と京田はマルチ安打と7回までに15安打8得点を記録した。

投げては先発の中川颯が、2回2安打無失点とアピールに成功。2番手・宮城と3番手・マルセリーノは失点したが、最終7回は石川が無失点で締めた。

対する白組は、先発・小園が2回5安打2失点、2番手・徳山は2回8安打6失点と期待の両右腕がアピールに失敗。打者では「1番・指名打者」で出場した打撃改造中の佐野が、2打数2安打と快音を重ねお役御免となった。

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