イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が自らの将来について語った。イギリス『メトロ』が伝えた。
2016年9月からイングランド代表を率いているサウスゲイト監督。タイトルこそ逃しているものの、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト4、2021年のユーロで準優勝と、多くのタレントをまとめながらまずまずの成績を残してきた。
ベスト8敗退で終えた2022年カタールW杯後はその進退に注目が集まったが、結局2024年12月末までの契約を全うし、ユーロ2024までは指揮をとるとイングランドサッカー協会(FA)が発表。先日の2024-25 UEFAネーションズリーグ(UNL)の組み合わせ抽選会に出席したサウスゲイト監督は、ユーロ終了後の自身の去就について現時点での考えを明らかにしている。
「夏がどうなるか見なければならない。単純なことだ」
「ユーロの後には、今の監督の半数がここにいない可能性が十分にある。それが代表のサッカーだ」
「私の考えでは、夏に我々が何を達成できるかはわかっている。私個人の成功の基準が何であるかもわかっている。その後については今のところ特に何も考えていない」
「強さはどうあれ、チームを率いるのはいつだってエキサイティングなことだ。結局のところ、我々は良いパフォーマンスを提供しなければならず、全員にとって最善の決断を下さなければならない」
「私は大会前にその決断を下す立場にはない」
また、サウスゲイト監督は自身の進退に関する発表がチームにマイナスを生むとも主張。今はユーロにだけ集中していると述べた。
「もし大会前に何かをすれば、決断がどう転んだとしても夏のパフォーマンスに悪影響を与えるだろう」
「我々は夏に焦点を当てているが、個人的な観点から言えば、そこで何を起こせるかに全力を注いでいる。そうあるべきだと思っている」