鹿児島市真砂本町の工事現場で見つかった米国製の不発弾について、鹿児島市は10日、12日までの連休中に陸上自衛隊による処理の予定はないとした。
市危機管理課は「一般的に数カ月かかることもある。撤去するには交通などの影響が大きいため関係機関との連携が必要」と説明。処理の予定が立ち次第、事前に広報するとした。
9日昼、地中の埋設物撤去工事中に作業員が発見し、警察に通報。陸自第104不発弾処理隊(佐賀)が不発弾と確認した。信管を保護したため、衝撃がなければ爆発する危険はないという。
周辺はマンションや病院がある。同課は工事現場に立ち入らないよう呼びかけている。