丘一面染める「風車」明石海峡公園

兵庫県淡路市の国営明石海峡公園では、本格的な春の訪れを待つこの時期、園内をあるものが鮮やかに彩っています。

1年を通して四季折々の花が楽しめる淡路市の国営明石海峡公園。

もうすぐチューリップの季節がやってきますが、今、その代わりに園内に飾られているのが、およそ3000本の風車です。

花が少なくなるこの時期でも散策を楽しんでもらおうと始まり、今では恒例のイベントとなりました。

風が吹くと、からからと音を立てながら風車が一斉に回りだします。
カラフルな1枚1枚の羽根の色が混ざり合い、丘一面を鮮やかに染める姿を、訪れた人が写真に収めていました。
風車は、3月3日まで飾られています。

この他、園内では冬に花をつける寒咲き菜の花も楽しむことができ、11日は摘み取り体験も行われます。
また、3月下旬からは100品種、15万本のチューリップが順に見頃を迎えるということです。

© 株式会社 サンテレビジョン