姑「好き嫌いは許さん!」わざと嫁に【アレルギー料理】を出していたが → 嫁ではなく孫が苦しみだして!?

嫁姑バトルが嫁と姑の間だけで繰り広げられるだけでなく、家族をも巻き込んでしまい、とんでもない事態に発展してしまうこともあるのです。今回はママ友Jさんから聞いた義母との不仲が思わぬ事態を招いてしまったエピソードをご紹介します。

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嫁いびりをされているJさん

Jさんは義理の両親と同居しているのですが、義母との折り合いが悪く、いわゆる「嫁いびり」なるものが続いていました。
最初は子育てのことにいちゃもんをつけてきて、「あらあら、今時の子育てってやつなのかしらね〜」と言われ、次にルンバを購入したときには「手抜きの仕方が上手ね〜」と言われ、小言ばかり言われる日々にJさんも苛立ちが募るばかりでした。

Jさんにアレルギー食を食べさせようとしている!?

JさんとJさんの娘は、同じ食べ物に対してアレルギーがありました。そのことを義母が知ると、「好き嫌いばっかり言って」と、アレルギーに理解がありませんでした。
さらには、二世帯住宅で普段は居住空間をしっかり分けているのですが、土日だけは食卓を一緒にすることが多く、その時に義母がわざとJさんのお皿だけにアレルギー食材を混ぜ込ませるのです。
最初口にした時には、Jさんは喉がイガイガする程度しか口に入れなかったこともあり、「ほらやっぱり好き嫌いじゃないか。」と義母に間違って認識されてしまったのです。
Jさんに苦しい思いをさせるという、一歩間違えたら取り返しのつかないことになってもおかしくないような行動であることを自覚していない義母に、Jさんは恐怖すらも感じていました。

とうとう家族に被害が及んでしまった

そして、事件は起こりました。

ある日曜日の夕飯のとき、義母はいつも通りJさんのおかずにアレルギー食材を混ぜ込んでいました。お皿が食卓に並んだ時点でJさんはそれに気付き、Jさんも最初から避けながら食べるつもりでいました。

食事の準備が終わり、義両親とJさん家族で同時に食べ始めました。しかし、いくら探してもアレルギー食材が見当たりませんでした。

そしたら、隣に座っていたJさんの娘が苦しそうにするのです。え! なんで娘が!?

なんと、Jさんや義母が見ていない隙に「ママのおかずの方がいっぱい入ってたから、そっちが良くて……」と、娘は自分のお皿とJさんのお皿を入れ替えていたのです。

救急車を呼んですぐに処置してもらうことができたため、Jさんの娘は大事には至りませんでした。それからというもの、嫁いびりはピタッと止まったのでした。

※食物アレルギーは命に関わる可能性もある重大な生理現象です。重大な認識で接してください。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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