フォーデンが “スリーライオンズ”での夢を語る 「ベリンガムと一緒にイングランド代表で何かを勝ち取りたい」

マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWフィル・フォーデンが、レアル・マドリードに所属する同国代表ジュード・ベリンガムとともに、“スリーライオンズ(イングランド代表)”を栄光に導きたいという願望を語った。9日、『ユーロスポーツ』が報じた。

9歳からマンチェスター・シティの下部組織に所属しているフォーデンは、2017年11月にトップチームデビューし、翌月にプレミアリーグでもデビューを果たした。23歳の若さにしてマンチェスター・シティのユニフォームを着て公式戦251試合に出場し、74ゴール50アシストを決めている。

そんなフォーデンは、今季推定1億300万ユーロ(約164億円)の移籍金でレアル・マドリードに加入し、ここまで公式戦通算28試合の出場で18ゴール8アシストをマークするなどスペイン名門の重要選手になっているベリンガムに関して「これほど若くして、こんなに早く成長した選手を見たことがないよ。だいたいの場合、ファーストチームでのプレーを学ぶのには時間が必要なのに。ジュード(ベリンガム)を見たとき、彼は一瞬で完璧な選手になったかのように見えたんだ」とベリンガムの才能を称賛した。

そしてフォーデンは「代表チームで彼を味方にプレーできるのは嬉しい。もし何かを勝ち取りたいなら、ジュードのベストの状態が必要だ」とし、イングランド代表の成功にはベリンガムが必要であると語った。

その上で、フォーデンは「彼(ベリンガム)と一緒にプレーして、イングランド代表として何かを勝ち取りたい。それが夢だよ」と語り、ベリンガムとともに代表でタイトルを獲得したいという願望を語った。

さらにフォーデンは「2020年のユーロで決勝に進み、後一歩のところで優勝を逃した経験は、自分のサッカー人生で最も苦しい経験のひとつだった。けど、今のイングランド代表の選手たちは国際大会でより遠くまで行けるという信念を持っているし、チームを信じている。だから、できれば次の大会でも同じことを繰り返して、決勝で勝利を成し遂げたい」と語り、イングランド代表として国際タイトルを取りたい気持ちが強いことを強調した。

© 株式会社シーソーゲーム