パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するフランス代表DFリュカ・エルナンデスが、同クラブ所属のフランス代表FWキリアン・エンバペに言及した。6日、フランスメディア『ル・パリジャン』がコメントを伝えている。
PSGを巡っては“絶対的エース”であるエンバペとの現行契約が今年6月30日で満了を迎えるため、クラブは依然として慰留に向けた動きを見せているものの、現時点で新契約の締結には至っていない。また、かねてから関心が明らかになっているレアル・マドリードがエンバペの獲得に大きく近づいているとも報じられており、エンバペの来シーズン以降の去就は不透明になっている。
そんななか、L・エルナンデスが同メディアのインタビューに応え、エンバペの移籍の可能性について尋ねられると、「僕たちはこの件については話さないようにしている。彼の背後には多くの人たちがいることを僕たちは知っている。彼をあまり困らせたくはない」とコメントを避けた。
その一方で、L・エルナンデスは「彼の家族と彼自身のキャリアのために最善の決断を下してほしい」と自身の想いを明かしつつ、「彼が僕たちと一緒にいることを願っている」と残留を望んだ。
