西和賀町の冬の風物詩「雪あかり2024inにしわが」(実行委主催)は10日開催された。町内全域の雪像やミニかまくらにろうそくがともされ、一夜限りの柔らかな明かりが訪れた人の心を温めた。
一般家庭や事業所、各地区が門口や道路沿いなどにさまざまなモチーフの雪あかりを作ってライトアップする恒例イベントで、今回が32回目となった。
実行委によると、今年は積雪量が例年の3分の1から4分の1と少なく、一部の地区で制作を中止したほか、湯田スキー場で予定していたタイマツスキーも取りやめとなったが、日中は地域住民らがスコップやバケツで雪あかり作りにいそしむ姿が各所で見られた。
午後5時30分ごろからJRほっとゆだ駅前で開会セレモニーが行われ、町が3月末まで都内に開設している「岩手西和賀・ユキノチカラ ポップアップストア」でオンライン中継した。